アイテム詳細
春秋社
グループ:Book
ランキング:540529
価格:¥ 3,675
発売日:2000-11-01
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カスタマーレビュー ![]()
20世紀の音楽史
(2007-09-19)
人は生まれてから死ぬまで、いろいろな場面でたくさんの人と関係を持つ。それは、一般人であろうが王侯貴族であろうが同じことだ。巨匠といわれる音楽家においても同じで、この本には、ミルスタインとかかわりを持った人が多数登場する。主人公が、大変な時代の大物音楽家であったがゆえに、登場人物たちも大物音楽家であることが多い。しかし、政治家や軍人や家庭教師やパン屋もこの本に登場する。ミルスタインと接点があったから!
実を言うと、ミルスタインの演奏スタイルはあまり好きじゃない。しかし、彼のこの本は好きだ。過去に起きた大事な出来事を正確に記憶すること、そしてその出来事を現在との関係で見つめ直すことは、とても重要だと思った。
世紀のヴァイオリンニスト ミルシュタイン
(2006-05-17)
ミルスタインと言っても日本ではあまりしられていない。来日することがなかったからか。しかしハイフェッツ、オイストラフと共に20世紀を代表するヴァイオリニスト。ロシア革命後ピアニストのホロヴィッツと共にヨーロッパに移住。国籍はアメリカ、住まいはイギリス、別荘をスイスに持つ。85才をこえるまで現役バリバリ。きっと素晴らしくヴァランスの良いフォームと筋肉だったのだろう。
彼の周りの贅沢な芸術の雰囲気と時代の匂いが伝わってくる本。登場する人物達はストラヴィンスキー、バランシン、イザイ、etc。ため息がでる。
彼の演奏に始めて出会ったのは、バッハの無伴奏の曲集。そのいぶし銀のような音色に魅せられた。
ヨーロッパもアメリカもロシア革命によって亡命して来た芸術家達からどれほどの恩恵を受けたのだろう。そんなことも考えさせられる。 クレーメルのエッセイ、ベルリンフィルのコンマスの自伝「ベルリンへの長い旅」などと合わせて読むともっと理解が深まるはずだ。 ヴァイオリンを弾く人、ヴァイオリン演奏を聴くのが好きな人、ぜひ読んでみて下さい。

