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光文社
グループ:Book
ランキング:13081
価格:¥ 735
ポイント:7 pt
発売日:2007-08
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カスタマーレビュー ![]()
身近な事例が豊富
(2008-04-27)
「歴史は繰り返す」とよくいわれるように「失敗も繰り返す」といえる。
他人の失敗を「他山の石」として生かしていくことが失敗学の原点だ。
本書では、過去の失敗から、将来起こりうる失敗を予測し、回避する方法
を提示している。
失敗の原因を探ると、いくつかの典型的なパターンに分類でき、ほとんどが
類似の原因を元にして起こっていることがわかる。
そして、その多くは予測できる。
失敗は、原因を突き詰めることにより回避でき、応用を効かせることにより
発展へとつながって行く。
明石の歩道橋事故、尼崎のJR脱線事故、エキスポランドのジェットコースタ
ー事故、シンドラーエレベーターの事故など、身近な例をたくさん使ってい
るので、話がわかりやすい。
また「事故が起こったら、さっさと責任者を代えたほうがいい。なぜなら、
事故直後は、責任者は気力を失い、組織のまとまりもなくなっているからだ」
というコメントは示唆に富む。
事故後のトップの失態により、世間の印象を悪くした例を私たちは多く見てい
るからだ。
変化の大きい時代は、失敗も起こりやすい。
失敗を予測することが、ますます重要になっていくことを教えさせられる一冊だ。
難しいことを分かりやすく説明しています
(2008-04-03)
→挑発的な題名ですが
中身は実直で、好感が持てます
ここ1〜2年の日本で起きた事件(失敗)が数多く載っており
興味を持って読み進めることができます
→それぞれの解説を効果的に行うためのイラストが
単純かつ分かりやすい!
「難しいことを分かりやすく説明する」のが一番難しいと言われますが
その見本だと思います!
→第3章が面白い!
少ないページ数ですが、多くの示唆が含まれています
「失敗」を多く調べ、評論するだけの本とは異なり
「成功」に続く「発想転換のヒント」を教えてくれています
→企業で働いた後に、大学で研究した著者ならではの
バランス感覚の良い本でした
失敗は予測でき、たらいいよね。
(2008-02-10)
著者は「失敗学」の本を複数出している工学系の東大教授。
ジェットコースター事故、鉄道事故、エレベーター事故、スペースシャトル事故、等の実例をあげながら「失敗」の予測・回避・逆転を論じてゆく。
「第三構成要素」が大事なこと、失敗後は責任者の交代が必要なこと。
しかし、どうもぴんときませんでした。初心者向けとも、中級者向けとも言えないような。
工学系の「失敗学」に興味がある方向けの本でしょうか。
失敗学の本としての結論が残念でした
(2007-12-02)
いろいろな失敗事例が載っていて、
それはそれでなるほど
って感じではあるが、
最終的な結論が薄かった。
特に、最後の方は、
最近の若者論みたいで終わってしまって残念だった。
失敗分類学の入門書
(2007-11-24)
冒頭にある『人間の一生はそれほど長くない。・・・そこで他人の失敗を「他山の石」として活用したい。』というのが本書のエッセンスといって良いだろう。確かに失敗には一見似ていなくても、本質的には同じ種類のものに分類でき、そうであれば共通の原因から共通の対策が可能ではないか、というのが著者のアイデアのもとにもなっていると思う。その意味では、実例を示してそれを読者に分かりやすく説明している点は評価できる。また、日本の工学部にない講義としては要求機能の列挙(Design definition)、日本の法学部にない講義として立法学科という指摘(本当かどうかは別にして)も興味深いが、言わんとしているのは、最上流での機能定義がしっかりしていないと不要な失敗を繰り返すということであり同感である。
なお、まえがきにも紹介されているが、著者の先生にあたる畑村洋太郎氏の書いた『失敗学のすすめ』を本書の前に読むことを薦めたい。

