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日高 義樹

徳間書店

グループ:Book

ランキング:198324

価格:¥ 1,470

ポイント:14 pt

発売日:2008-04-17

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カスタマーレビュー

冷静なアメリカ大統領選分析  (2008-07-07)
本書にもある通り、今回の民主党の予備選は史上稀にみる盛り上がりがあったが、国家戦略や政治信条の戦いではない見苦しいものであった。ネット時代の選挙の悪い面が浮き彫りにされた感じで、1988年父ブッシュが大統領に選出された時にワシントンで選挙を直に見ていた時の感じと全く違ったものを感じていた。本書の冷静な分析を読み納得する所が多かった。
ワシントンでの各種人脈を築きあげ問題提起している著者ならではのものであろう。
いずれの党が勝つにせよ、日本の国際社会、特にアジアでの立場は非常に困難なものであるとの分析も日本のマスコミにはない視点を与えてくれる。
すべてを鵜呑みにする必要はないが、ものの考え方・見方を広げる上で、是非若い世代の人に読んでもらいたい。

賞味期限切れしないうちに、おはやめにお読み下さい  (2008-05-11)
長年ワシントンに駐在しアメリカ政治の内情にくわしいジャーナリストによる、今次米大統領予備選挙戦の内幕を暴露する好著。

なにより、クリントンとオバマの対決が佳境にはいっておりタイムリーだ。
内容も、既存マスコミ等ではお目にかからないような記載が多い。

ここのところの日高氏の著作は、ややがっかりさせられる内容が多かったが、やはり氏はことジャンルが政治となると俄然力が入るのだろう。

ただ、ここ数日クリントン撤退の話も出ており、賞味期限が切れてしまうかもしれない(笑)。お早めにお読みになることをお勧めする。

マスコミの影響の大きさに脅威を感じる。  (2008-05-10)
本書は現在アメリカにおける民主党候補による大統領予備選挙の混迷を受け、これまで40年近くに渡りアメリカ大統領選挙を見てきた著者が多角的に選挙戦を分析しています。

基本的に著者は民主党有利と言われているのにも関わらず、共和党のマケイン候補がもっとも大統領に近いのではないかという前提で語っています。

その理由をいくつか挙げていますが、例えばそれはヒラリー、オバマ両民主党候補の争いが泥沼化していることやベトナム戦争の英雄である「強い指導者」をアメリカ国民が選択するであろうという見地です。

ブッシュ大統領の共和党政権に嫌気がさしていることや「初の女性大統領」「初の黒人大統領」の誕生かと日本で騒がれていることを考えれば著者の主張は一見奇異に感じるかもしれません。

しかしそもそもアメリカのマスコミは左派である民主党寄りの報道姿勢が強く、日本のマスコミはそのアメリカの報道を垂れ流しているだけに過ぎず、それによって日本における趨勢は民主党があたかも有利であるかのように感じられているだけであるといいます。

確かに日本における報道はあたかも次期大統領は民主党から出るのが決まっているかのように錯覚させられるようなものばかりで、日頃からかなりの違和感は感じていました。

この「マスコミにおける偏向報道」が本書の内容ではもっとも印象に残りました。

ネオコンの本拠であるハドソン研究所の主席研究員が解説する大統領予備選事情。  (2008-05-04)
ハドソン研究所主席研究員の日高義樹氏によるアメリカ大統領最新レポート。大統領選に向けて「今アメリカで何が起こっているのか」を知るには格好の本である。
ヒラリーはなぜ「死ななかった」のか、誰がマケインを助けたか、女性大統領が出てもおかしくはない、アメリカのマスコミがジュリアーニをつぶした等々、タイトルをみるだけで興味をそそられる。
著者は4年前にも「ブッシュが勝つ」と宣言する本を書いた。今回はそこまで強気ではないが、「現時点での判断では、マケイン」だと言っている。「大統領選挙の本番になればアメリカ国民は、それぞれの候補にアメリカ軍の最高司令官としての能力があるかどうかを慎重に見きわめる」というキッシンジャー博士の言葉を引用して、誰がアメリカ軍の最高司令官にふさわしいかどうかと問えば、経験と力量からいってまぎれもなく元海軍士官にしてベトナム戦争の英雄であるマケインだという。
ブッシュがマケインの主張を取り入れ、ラムズフェルドを解任し、兵力が不足していたイラクに一度の大部隊を送り込んだという話がたびたび引用されている。共和党の政治家のほとんどがイラク問題を身辺から遠ざけていたときに、マケインは流れに逆らって自分の主張を通したという。
「ブッシュはイラク戦争によって中東に新しい情勢をもたらした。戦争そのものはアメリカが勝ったというかたちで終了しつつあるが、彼の後継者となる次の大統領は、アメリカの利益を中心とする新しい中東政策を考えなければならない。」「ブッシュが唱えつづけてきた『テロリストとの戦い』にもアメリカは勝ちをおさめる形成になっている。」平然とこのように言い切ってしまうあたりはおそろしいとしか言いようがないが、著者はブッシュ政権に深く関わったネオコンの本拠であるハドソン研究所に席をおいている。その点をまずアタマに入れながら割引いて読む必要があろう。

史上稀に見る凡戦!?  (2008-04-30)
ヒートアップするヒラリーVSオバマの舌戦、何やってんのか・・・と思いつつ見ていた諸兄
にはドンズバの書です。報道の分量に反比例して低下していく論戦の質。本書を読むと
いかにご両人が大統領の椅子から遠いところにいるかよくわかります。オバマの「ノリ」の
軽さ、根強く残る黒人への偏見。ヒラリーの資質に関しては言わずもがなか!?長年に亘り
アメリカ政権の中枢をみてきた著者ならではの分析。今回の選挙が史上いかに異常な「白熱」
ぶりを呈しているかよくわかります。勿論著者は2000年におこったような信じられない
ことが起こる可能性は否定していませんが、、、、まさにいま読むべき本です。

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