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宮崎 駿

徳間書店

グループ:Book

ランキング:-

価格:¥ 380

発売日:1987-07

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カスタマーレビュー

やはり宮崎は動画演出の人  (2008-08-29)
率直に言って映画版のほうがはるかにいいです。
その理由は宮崎駿が漫画の演出が下手だからだと思います。

たしかにこの漫画版は映画版よりも壮大な世界観とテーマを語っていますが、
壮大ならば優れているかといえば、それは違うと思います。
私はこの漫画版では、映画版を観たときに感じた胸につきささるような情熱
の爆発を、まったく感じることができませんでした。

本職がイラストレーターの人間が描いた漫画を読むと、絵はすごく上手いの
だけれど、でも面白くないと感じることが多いです。
この作品もそれと似たようなもので、やはり漫画には漫画特有の演出技術が
必要なのだなと感じました。

普通の漫画ではないのでご注意  (2007-11-27)
やはりアニメーターの方なので、絵コンテのような漫画。視線誘導など漫画家が意識して描く構図ではないので読みずらいでしょう。(たとえば浦沢直樹の漫画は読みやすいでしょ?)しかし、そんなことがどうでもよくなるくらい書き込まれた世界はすばらしい。複雑な物語は難解だが、なんども読ませるものになっている。

映画よりもさらに深く、強いものを感じる原作。素晴らしいですね  (2007-07-16)
 1984年(昭和59年)公開のアニメ映画の原作。この第1巻収録の話は、「月刊アニメージュ」1982年(昭和57年)2〜9月号に掲載されたもの。話の太い流れは映画と同じですが(この印象は、第2巻の途中で大きく変わるのですが・・・)、映画にはないシーンがいくつか出てきます。さながら、一大叙事詩的物語の、水没していた氷山の見えなかった部分を見る感じ。ざら紙みたいな紙に描かれているのですが、話の展開がスピーディーな上にナウシカのキャラが魅力的なので、とても読みごたえがあります。頁をめくっていて、わくわくしてきます。
 映画にはなかった部分で印象的だったのは、王蟲(オーム)が人間に語りかける場面。テレパシーのようにして言葉を投げかけるのですね。「うわーっ。王蟲がしゃべってるぅぅぅ」と、一瞬びっくりしました。
 映画は確かによくできていて面白かったんだけど、この原作に触れると、その底に流れているものはもっと深く、そして強いものであることが伝わってきますね。心に強く響くものがある。素晴らしい作品です。
 それから、巻末に宮崎駿の「ナウシカのこと」というタイトルの文章が載っています。ナウシカのイメージのもとになったものとして、虫愛ずる姫君のことは知っていたのですが、実はもうひとりいたのですねぇ。エヴスリンの『ギリシア神話小事典』の中に記されたナウシカという少女。「そうだったのかあ・・・」ってね、思いましたよ。

宮崎 駿のもうひとつの頂点(私にとって)  (2007-04-19)
宮崎さんの頂点のもうひとつは映画「ルパン三世カリオストロの城」ですが、もうひとつはこの、マンガ「風の谷のナウシカ」です。

読んでいただくしか有りませんが、映画とは全くの別物と考えて頂いて良いと思います。

ストーリーも、人物描写も、そして最後のナウシカの到達点も、だからこそのカタストロフィも素晴らしいです。

ナウシカを嫌う女性の方は結構多いのですが、それは映画の影響だと思います。マンガでももちろん女性からあまり好まれるキャラクターではありませんが、説得力が違います、スーパーウーマンだけれど、スーパーウーマンになりたくてなった訳ではない立場や、誰かがやらなければならない何かを、あえて背負う事を。

あなたがおヒマで、宮崎 駿さんの映画に興味を持たれている方であるなら、男性でも、女性でも!オススメ致します。

汚れとは何かを、生きる覚悟を、最後に見られます。

宝物  (2006-12-02)
あの有名なジブリ映画の原作漫画であり、微妙に別物語(映画は1巻をアレンジしたもの)。
ストーリー展開、スケール、奥深さ、どれをとっても宮崎駿のどの作品にも勝っている。

1000年後の荒廃した世界で痛々しいほど純粋に、鮮烈に生きるナウシカの流浪の旅。
文明がある限り存在する自然との相克を、現在の自然<文明という力関係を自然>文明としてとらえなおし、希望の道を見いだそうとする。この作品を読んだ人は必ず映画より感動するはず。

そして予想をはるかに超える衝撃のラスト…、ジブリ好きには絶対に読んでもらいたい作品です。

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