アイテム詳細
文藝春秋
グループ:Book
ランキング:1930
価格:¥ 530
発売日:2006-03-10
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カスタマーレビュー ![]()
読者に「自分にあるかも!」と思わせる本
(2009-01-07)
自意識過剰、神経過敏な現代人が、
ちょっと踏み外すと、
ここに出てくる「患者」になってしまう。
思わず読んでいて「自分を気をつけなきゃ」
と思わせるような、ちょっとした現代人の心の狂いを、
おもしろおかしく指摘してくれます。
ぜひ現代人のみなさんに読んでほしい。
この本を読めば、
自分の心の病が重病になる前に気づけるかも。
ホラーコメディ
(2009-01-05)
とある心の病気で青春時代を棒に振ってしまった自分にとって、本書はとても生々しい。
患者全員が自分自身に見えてならないのだ。
思考回路があらぬ方向へと向いてしまい、他人や社会から見れば非常識な思考に支配されてしまう。
そしてその思考にがんじがらめになって、尋常ではないほどに苦しむ。正に日々が「ホラー」なのだ。
本書は、心の病気を抱える人の心を描ききっている。
そしてそういった人たちが直面している生き辛さを「あざ笑う」と「笑い飛ばす」との中間の範囲で、伊良部という狂言回しを置いて鮮やかに「コメディ」として昇華することに成功している。
そして心の病気を抱えた人たちに対する伊良部の「考え方=生き方のアドヴァイス(?)」も忘れない。
ちょっと心が疲れたかな、という人にとって本書は「良薬」になるのかもしれない。
ただ、本書に出てくるような「妄想」を伴った症状があんなに簡単に治るとは考えない方が良いかと。本書はあくまでもフィクションです。その点を強調したいので星五つから星一つ減点。
おもしろい!
(2008-10-21)
おもしろすぎる!短編が苦手でしたが、これは主人公がずっと同じなので、短編の短所の物足りなさがなく、とっても楽しく読めました。読んだ後は気分がすっきり!笑えて感動できる傑作です!
伊良部、最高!!!
(2008-09-29)
笑わされました!読んだ途端友達に勧めました。
痛快なお話だけど、患者さんの心理描写などは丁寧で、単なるギャグ小説とは一線を隔しています。
「ともかく伊良部先生の所にいってらっしゃーい!」と思います(笑)。
最後に一言:笑っちゃいけない環境で読むと非常に苦しいのでやめましょう!
肩の力抜ける〜
(2008-09-28)
神経科の伊良部先生がいろいろな精神疾患の患者を治していく(?)短編集です。伊良部先生のマイぺース&マザコン&オタクキャラも良いけど、患者は先生の才能によって意図的に回復に導かれるのか、患者の日常に先生が首を突っ込み絡んでいるうちにたまたま治るのか、微妙な書き方なところも面白い。こういう奇妙な小説もアリか?
物事を深刻に考える性格の人は(私みたいに)、先生に癒され脱力すること間違いなし!

