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宮城 まり子

文藝春秋

グループ:Book

ランキング:208740

価格:¥ 670

発売日:2003-04

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カスタマーレビュー

まさにマリア様!と思わず思ってしまいました  (2008-07-01)
宮城まり子さんが吉行淳之介さんのことについて書いた本。

2人のささやかだけど愛のあるしっとりとした生活に心が穏やかになる1冊。
吉行さんが病気でそれを看病するまり子さんはまさにマリア様!と思わず思ってしまうほど。

病院に対するメンタル面での治療のあり方に疑問を投げかけるところが考えさせられました。

結婚はしていない2人でしたが、その絆の深さは感動的で
2人にしかつくりだせないピュアな世界観。それに触れさせてもらえる1冊です。

70代の女優  (2005-08-21)
宮城まり子さんを間近にみたのは8月14日まで開催されていた絵の展覧会でのこと、つい最近です。体調がいまいちらしかったけれど、「オーラ」(月並みですが)が感じられました。文士がひかれたのはあのような光背だったのか、魅力的なえくぼと眼(まなざし)だったのか。

彼女はご自身のおいたちにはあまり触れず、芸術化同志のお互いへのおもいやり、気遣い、なにかぴりぴりしたもの、逆にすごく暖かいなにか、経済、
義理の娘さんとのこと、一緒に経験したヨーロッパのドライブ旅行の事
などなど、有名人カップルだからこそ可能だったさまざまな経験がつづられている。
それもいやみなく。

好著です。

自らのおもいをせきららに記す魅力  (2005-08-11)
この本は、吉行さんと長年暮らしていた女優、ねむの木学園代表の宮城まり子さんが、その生活を回想したもの。
自らの想いをせきららに記した文章の魅力が、この本にはある。
吉行さんは、宮城さんと知り合ったときにはすでに結婚していた。そういった複雑な関係の中で二人はともに暮らすことになる。
妻子在る男と暮らす中での苦しみもあるが、宮城さんの愛情が暗さを目立たなくさせている。
宮城さんの吉行さんへの愛情が、文面からいかんなく伝わってくる。
吉行さんに関しては、妻が描いた彼に対する回想記もあるので、多面的な見方ができる。

妻と愛人と  (2004-08-02)
この本と、吉行文枝氏著「淳之介の背中」を平行して読みました。
どちらが本当に愛されていたのか、伺い知ることはできませんが、
宮城まり子氏が書く、淳之介氏の妻が神経を病んでいるかのような表現は、あまり読後感の良くないものでした。
無邪気さを装うほど、ドロドロしたものが透けてみえるようで。

それにしても、当時の作家達が、双方に分かれて味方をしているあたり、現代の作家とは違う感覚だと思いました。

「好きでたまらない」ということ  (2004-03-12)
人は人を好きになる・・・。道徳を超えて。宮城まり子さんの顔を思い浮かべて「淳之介さんのこと」を読みました。そして吉行淳之介文学館の風景を思い浮かべて見ました。二人の笑顔が同時に浮かんできました。
79歳の私にはこの文庫本の活字が大きくて読みやすく、また親しみやすく、一気に読み通してしまいました。

「愛するって人間に与えられた特権なんだから・・・。そう思ったらいっそう二人が好きになってしまいました。平成16.3.10に文学館を訪れたとき購入したこの文庫本。また9月に再訪問したい。宮城まり子さんにお会いできたらもっといいのになあ・・・。

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