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文藝春秋
グループ:Book
ランキング:59058
価格:¥ 520
発売日:2004-10
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イギリス人はかなしい―女ひとりワーキングクラスとして英国で暮らす (文春文庫)
カスタマーレビュー ![]()
わたしのニッポン、あなたのイギリス
(2007-02-14)
色々な意味で今回の著作が高尾さんの「頂点」だったと思います。イギリスでの日常に関する逸話がいつも通り面白いのは勿論ですが、これ以降、高尾さんが大きく取り上げるようになった「日本の戦争責任問題」「英国人捕虜」に関する記述内容と比較すると、この「言わせてもらいまっせ」での歴史に対する「バランス感覚」は一番「まとも」という感じです。
「英国人は、他国を蹂躙しても、敵から支配を受ける屈辱というものを知らない人々だ。だから、蹂躙された国々の痛みや悲しさが現実味を伴わない。しかし、自分たちがされた立場になると限りなく保障と謝罪を求める人たちである」と分析し、日本について小バカにしたような記事を書いた英国人新聞記者に対しては「戦闘員でもない市民、女、子供、老人しか残っていなかった街へ原爆を落としたことが正当化できるなら、捕虜にした敵国人兵士を残虐に扱ったことのほうが、戦時としてははるかにあり得ることだと私は考えますが、どうですか?」と問いかける。
しかし、この本以降「靖国神社はおかしい」となり、ホステス時代に客として店に来た元日本兵から聞いたという、フィリピンで「赤ん坊を銃剣で串刺しにした」「少女を教会に追い込んでレイプした」(こうした話は世間では「眉唾」或いは「与太話」と呼びますが)といった話が、検証や根拠が提示されることなく感情的に書き散らされ始めます。「日本兵の皆がやっていたことだ」と。
トピックによってはその断定的な物言いが小気味良く、それこそが高尾さんの魅力でもあったのですが。それにしても。
自慢の羅列、無知の露呈、アラブ人への偏見・・・うんざり
(2006-01-25)
処女作、「イギリス人はおかしい」は楽しく読ませて頂きましたが、本書には著者の自慢の羅列と、無知の露呈に辟易しました。
イスラム教、アラブ圏に対する偏見が強い上、それらに関する知識も薄いようですね。
イスラム圏の赤十字が三日月なのは、赤十字が西洋の国々が侵した愚行の一つ、十字軍を彷彿とさせる為であるのにも拘わらず、著者は「心の狭い奴ら」と言い放つ。(厳密に言うと、ご友人の台詞ですが、こんなことを書く辺り、著者本人も同意しているようですね)人種差別的な文章が氾濫し、読んでいて、非常に恥ずかしくなりました。
読みやすい文章で書かれてるものの、論旨があっちこっちに飛ぶので、著者の言いたいことは、一体何なんだ?と読み手を混乱させます。
テレビにも、辛口熟女はよく登場していましたが、日本人受けするのでしょうか。この著者もその内の一人とも言えます。そうです、オバサンが偉そうに講釈垂れている感じです・・・。
噛み締めた後に甘みが感じられる秀逸本
(2005-01-09)
これほどストレートに斬りまくっている本には拒絶反応を示す向きも仕方なしと思いますが、批判だけに終始しない著者の姿勢にはいつも好感を持っています。私も米国や欧州で生活した経験をもっていますが、うなずく点は確かにあります。ただし、著者の経験はあくまで、人生における”点の経験”であり、誰もが同じように感じるとは思えませんが・・・。著者のデビュー作(イギリス人はおかしい)から読み続けてきましたが、この5作目からはいつもの毒舌中心ではなく、イギリスという国を通し、本国(愛すべき日本)への警告がある意味では隠れたメインテーマとなっているような気がします。日本という国が、あまりにもうわべだけの西洋化に走るあまり、イギリスと同じような過ち(例:教育の低下等)を冒すことに苛立ちをおぼえているのが、文面から読み取れます。この本に関してうわべの”苦味”で判断するよりも、これまでの著書を読んでいくことをお勧めします。(そういう私こそ、ある意味で著者に毒されているかもしれませんが・・・・)
おばさんの独り言
(2004-11-13)
あまりにも一次元的、近視眼的な内容で失笑が止まらなかった。
政治論・宗教論も展開しているのであろうが、二番煎じ、いや三番煎じと言ったところか、全く新鮮味がなく、特に宗教に関しては、自分の偏狭な宗教に執着しているのをさらけ出しているだけだ。
私自身が在英日本人なので、イギリス・イギリス人そして在英外国人に関する鋭い観察力が光る文章も多いだけに残念なところだ。
著者に一言。
「とっとと荷物をまとめて日本に帰って下さい。」
この世にユートピアなんてないでしょ。
おばさんの独り言
(2004-11-13)
あまりにも一次元的、近視眼的な内容に失笑が止まらなかった。
政治論・宗教論にも触れているが、二番煎じ、いや三番煎じといったところで、まったく新鮮味もない。
私自身も在英日本人なので、イギリス・イギリス人そして在英外国人に関しての鋭い観察力を生かした文章があるだけに惜しいところだ。
一言著書に言いたい。
「とっとと荷物をまとめて日本に帰って下さい。」

