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司馬 遼太郎

文藝春秋

グループ:Book

ランキング:27613

価格:¥ 610

発売日:2002-02

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カスタマーレビュー

「外堀埋めにしても時間をかけすぎだ」とも思ったが・・・ 第二巻  (2008-07-27)
 第一巻のレビューに、「第一巻は征韓論までの『外堀埋め』のようだ」と書きましたが、2巻に入っても一向に始まる気配がありません。「『外堀埋め』にしても時間をかけすぎだろう」と思いました。しかし、「ここまで時間をかけるだけの事柄だし、もしかしたらこれだけ時間をかけてもしれない」という意見に読み進めながら変わっていきました。

 学校の歴史の教科書だけを読んでいると「『廃藩置県』にしても『西南戦争』にしても簡単に済んでしまったんだ」と思ってしまいますが、そんなことは全くないと、本書を読むとわかります。いや、本書だけではなく司馬遼太郎の全作品通してそう思います。

 歴史を学校の教科書だけでしか知らない人はぜひ読んでほしいです。そして、明治期の歴史を知ると同時に、日本の未来を考えてほしいです。

征韓論の攻防  (2005-06-11)
第2巻は西郷隆盛を中心とした征韓論をめぐる攻防。西郷の遣韓大使派遣はいったん決まったかに見えたが、反対派の巻き返し工作によって、西郷はしだいに追い詰められていく。
エピソードとして、元旗本の息女芦名千恵の物語があるが、全編を通して唯一小説らしい一遍であった。

生死をかけることが難しく、その必要もない幸せな現代に生きている日本人として、ある種憧  (2005-03-15)
 登場人物、全てが「かっこいい」のである。明治維新後の
国家建築の動乱期の征韓論をめぐる戦いが、鮮やかに描かれている。

p.206 桐野利秋
 この男は、天寿を全うするなどとは全く考えていない。
(中略)「自分は死ぬべき時と場所に死ぬことができぬ
やつだ」(中略)
「西郷老人のみが自分に死所をみつけてくれる」

 常に自分の志と信念に従って、自分の命を燃やすという
生き様が描かれています。生死をかけることが難しく、そ
の必要もない幸せな現代に生きている日本人として、ある
種憧れのようなものを感じます。

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