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文藝春秋
グループ:Book
ランキング:56288
価格:¥ 1,500
ポイント:15 pt
発売日:2005-06-28
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カスタマーレビュー ![]()
主人公の死神のキャラがいい!
(2008-11-29)
まず、このタイトルに惹かれた。
「死神の精度」
いったい何のことなのだろう? と。
読んでみると、これがまた、面白い。
死神の「千葉」という男が主人公なのだが、この男の性格がまた面白い。無機質でそっけないのだけれど、冷徹な訳ではなく、むしろ飄々としてユーモアたっぷりなのだ。そのせいか、親しみが感じられ、そのシュールな発言に吹き出してしまうことも。
全部で6話の短編集という形なのだが、前の話と後の話が微妙につながっていたりして、それがまたいい味をかもし出している。
文章の書き方や構成も、短編推理小説的な色合いが濃厚なので、そういうのが好きな人は、きっとのこの本を楽しめるだろう。
自分はいつ死ぬのだろう・・・。
(2008-09-24)
短編小説と思って読みすすめると・・・やられます(笑)
死神と聞くと、鋭い判断力をもっているように聞こえるが、
実際のところは“たいして考えていない” というのがこの本の面白いところ。
死神は人間の作った音楽を聞きたくて、大喜びで人間社会に現れ、たいした考えもなしに、早々と「上層部の判断どおり“死ぬべき者でした”」と連絡をし、死を見届けるまでの残りの時間を、音楽を聞いて楽しむというのだから、笑ってしまう!!!
おぬしはアルバイトか!!!(ツッコミ)
善良な人間だが若くして死ぬ人、夢なかばで事件にまきこまれて死ぬ人・・・など、
その裏に、死神の適当な判断が関係しているのかと思うと、理不尽さに腹立たしくなるが、死神が関わったところで、自分がいつ死ぬのかを 前もって知ることはできないのなら、何歳で死ぬことになっても、結局“死に対する心構え”は変わらないのかもしれない。
『自分は平均寿命あたりで死ぬ』なんて勝手にと思いこんで、いろんなこと先送りせず、どう生きるかをもっと真剣に考えなくてはいけないのかもしれない。
ちょっと・・・反省した。
ウワ!!!!
(2008-07-03)
「何だこれ、すごいなー」という読後の爽快さがありました。
死神とか聞くとなんか気分の悪くなる僕ですか、この作品の「死神観」みたいなものにハマってしまいました。
彼の作品は「読むロック」です。
もうちょっと捻って欲しかった
(2008-03-31)
長編なんだろうな〜と思って買ってみたら短編集!
正直、??がつく話もありますが全体的な流れは凄くいいです
最後の話を読んで、「やられた」って思いました。
淡々と仕事をこなす死神が、読者の心をつかむ
(2008-03-25)
連作短編、というのか、短編がどこかでつながっているというタイプの作品だ。主人公は死神。
死神は死が決まっている人の調査、その人が死んでもOKか最終確認をするのが仕事だ。
彼は淡々と仕事をこなし、人間には興味が無い。CD屋で、音楽を試聴するのが好き。
人間くさくないような、とっても人間くさいような、興味深い人物(?)だ。
彼が見つめる、「死を間近にした人たち」がまたリアルで、さすが伊坂幸太郎、と思える。6編のつながり方も「ううむ、そう繋がるのか」と関心することしかり。
死に神なんだから当たり前なんだけど、時間を超えてるあたりが「やられた」感じ。
伊坂幸太郎には、篠田節子のような「衝撃的ヘビーな大作」でなく、さらっとしてるのに面白くてたまらなく、ほろりと来る。
ってのを求めているので、今回、期待通りの感じだった。
やっぱり、この人は上手い。
ちなみに、死神役は私の中ではジョニー・デップなんだけどどうでしょうか?
そこはかとなく、怪しいイメージが。

