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文藝春秋
グループ:Book
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発売日:1988-09
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カスタマーレビュー ![]()
レイミー(ジェイン・アン・フィリップス)
(2007-05-15)
12編の中で、この短編がとにかく好きで、暗唱できるほど。
原語版も読みましたが、翻訳版の方が、気持ちに合います。
ストーリーもへったくれもない感覚小説ですが、筆力も説得力
もあります。
ちなみに原語版はU.S.で探しましたが、そうとう大変でした。
偏愛なので、購入検討中の方の参考にはならないと思います
が、ジャンルとしては、ジャニス・ジョプリンやジム・モリソン辺り
がお好きな方は、ぜひ。
人生のやるせなさ
(2003-02-07)
村上春樹が声を掛け、川本三郎他総勢5名の翻訳家が、秘蔵のアメリカ短篇を翻訳したアンソロジー。ドロシー・パーカーの名作『ビッグ・ブロンド』から、ほとんど無名のウィリアム・キトリッジによる『三十四回の冬』など、12篇を収録。
「こういう特殊な機会でもなければこの先訳出される見込みはまずないんじゃないかという種類のものを我々は意識的に選んで」、それぞれの翻訳家が持ち寄ったそうですが、不思議にトーンが一貫していています。つまり、アメリカ社会の片隅で暮らすそんなに裕福ではない人たちの、人生のやるせなさみたいなものが、じわじわと滲み出るような、そんな作品が多いようです。初出が1944~87年までの作品が集まっていますが、この時期くらいまでは、まだアメリカは内省的な一面を持っていたのかもしれません。

