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中央公論新社
グループ:Book
ランキング:321368
価格:¥ 880
発売日:2008-09
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カスタマーレビュー ![]()
対談集としては面白いが、新しい江戸時代像は提示してくれない
(2008-12-01)
江戸時代を代表する権力者たちを博識な二人が語り合うという点で、楽しく読める本である。さまざまなエピソードが語られ、権力者たちの人物像を眺めながら気楽に読み進めることができた。
ただ、江戸時代を見直すという面で評価するとなると、視野がミクロに過ぎ、政策の内容をあまりに権力者個人の人格に追わせすぎる点、論法が古臭く残念である。また語られている江戸時代像や人物像も旧来の定説を踏襲した感じであり、「はじめに」で表明された「定説をならべて満足しない」などの目標が達成されているとは思えない。
田沼時代の評価はどうなのか?
(2008-10-11)
面白さに一気読み。親本はコイズミ時代の「構造改革」などというキャッチフレーズが飛び交っていた時のものである。
中村彰彦の保科正之びいきが理由のないものではないことがわかる。松平信綱以上に高い評価を与えている。
1点、歴史学者のあいだではどういうことになっているのか知らないが、田沼意次に対する評価は、著者2人のなかでマイナスの印象が強い。山本周五郎の『栄花物語』を愛読する評者は意次にシンパシーを持っているのだが。学界では評価は定まっているのだろうか?

