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陳 舜臣

中央公論新社

グループ:Book

ランキング:97781

価格:¥ 720

発売日:2006-03

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カスタマーレビュー

辛亥革命に至るまでの歴史書  (2008-10-12)
この本は、孫文が30歳の1985年から辛亥革命のあった1911年までの、孫文の活動をなるべくフィクションを交えず、できるだけ史実に忠実に書いてある著である。

著者があとがきでこう述べている。
“近代史を小説の形式でえがくことが、私の仕事の本筋になっている”、“当初の意図にくらべて、小説的場面が少なくなることをおそれる一方、無理をしてフィクション化することも慎んだ”

そのため、司馬遼太郎などが描く“小説”とは違った趣、ずばり言えば、読者に喜怒哀楽が起こることが少なくはなっている。(司馬遼太郎の本はフィクションである。)

だが、その分いろいろな文献を基にした事実には著者の誠実さが感じられる。

孫文は歴史上評価が難しいと言われているそうである。私もこの本を読むまで彼が何をしたか知らなかった。とりあえず、何をしたかはこの本を読めば分かる。(但し、上述したように1985年から1911年までの話しだけだが)
この本はとりあえず孫文の入門書とし、孫文を知るにはもっともっと他の記述も読む必要があろう。(これは他の人物に関しても同じことではあるが)
だが、著者の感情を意識的に除いてある分、読者として変な印象を持たずに済み、とっかかりとしては良い本だと思う。

孫文が表舞台に出るまでのStoryです  (2006-06-04)
孫文のことを勉強をしようしようと思っていたら、文庫本が出たので早速買いました。

世界の歴史、中国の歴史のうねりの中で孫文という人物が表舞台に駆け上がっていく様が非常によく描かれています。

・飛行機がない時代によくこれだけ世界的な活動をしたなあ
・一族含めかなりのリスクをとって行動をしてるなぁ
・医者というバックグラウンドから思い切ったことをしたなあ

半端ないチャレンジャーだなあと思いました。
社会的な使命感に溢れる命がけのベンチャースピリットを感じました。

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