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森 博嗣

中央公論新社

グループ:Book

ランキング:403

価格:¥ 620

ポイント:6 pt

発売日:2004-10

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カスタマーレビュー

スカスカに思えるのは俺だけか  (2008-08-27)
ライト・ノベルとはいえ何が評価されてるのかさっぱりわからん。文章もそんなうまいとは思えないし(というか、個人的にはかなり嫌いな文だわ)、どの行間に何を読み取ればよいのか…。セカチューや恋空と同じレベルに思える自分は才能がない。あとは好きな人にまかす。

底辺に流れる厭世観をどう感じるか  (2008-08-20)
森博嗣がミステリではなく、純文学(?)に挑戦したという感じだろうか。

「すべてがFになる」「有限と微小のパン」で
普通の人とは異なる時間の過ごし方をして、
普通の生活では幸せは得られないとでもいうような、
ある意味厭世観にも近い雰囲気があったと、
個人的には思っているが、
ミステリにおける謎解き等も取っ払った分、
その厭世観が純度を高めて、より如実に出た作品と言えるだろう。

それをどう受け止めるかが
この作品の好き嫌いを決めるところだと私は思う。

表紙カバーは前の方が良い  (2008-08-14)
大型書店には映画化前のシンプルなカバーが残っている。
マンガっぽいのが嫌なら一年待つかリアル書店に行くが吉。
出版社もまだ持ってるそうですし。

あと読む前に簡単な飛行機用語も調べておくと良いですよ。
ラダーとかエルロンとか。
面白いですから。

上手なのにどうしてあんなオチ!?  (2008-08-11)
映画になるということで、映画を見る直前に読みました。
鳥瞰視点を拒否して、ひたすら「いまここ」のディテールを積み上げるノリのよい文体や、
投げやりなユーモアのセンスが村上春樹ぽい感じで、気持ちよく読めました。
なのに、オチがすべてを台無しにしていると思う。なんじゃそりゃーと思いました。
映画版ではラストが変わっているのですが、ずっとよくなっていました。
脚本家の人が、同じ不満を持って変えたのかなあと思いました。

刹那の連続  (2008-08-08)
 シリーズ1作目で、作品内時間では最後のエピソードとなる。
 空戦で命のやりとりをするキルドレの、自己存在意義への葛藤を虚無的に描く。カンナミは、「装甲騎兵ボトムズ」のキリコ・キュービイや「戦闘妖精・雪風」の零のような、クールな主人公である。
 キルドレであること、エースパイロットであること、戦いに意味を見いだせないこと…すべてを受け入れるのではなく、すべてを停滞・休止させて刹那の生を連続させていく。疑問も、目標も持たない。彼にとって時間は無限にあるのだから。
 あれこれ意味を探す読み方もいい。だが、カンナミの虚無に寄り添って、空を飛んだりぼんやりコーヒーを飲んだりする読み方も、いいんじゃないだろうか。…ただ、ヘビースモーカーなのが玉に瑕かな。吸わない者にとっては違和感がある。

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