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中央公論新社
グループ:Book
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価格:¥ 777
ポイント:7 pt
発売日:2003-09
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情報問題解決スキルを習得し、自信を持って問題解決に取り組む本
(2006-12-31)
本書はその題名から想像される「単純に検索スキルをまとめた本」ではない。本書は、情報検索というものを、私たちが直面している問題/これから出会うであろう多くの未知の問題に取り組むにあたり、「問題の本質や背景を理解するために欠けている知識を補うことを目的に行う情報検索(情報の獲得)」と「獲得した情報による知識の変化(新知識の創造)」を問題解決の重要な要素とする情報問題解決プロセスと捉え、その情報問題解決に必要な能力としての情報スキルと自己効力(感)について述べた本である。
情報検索を情報問題解決プロセスと捉えると以下の視点が新鮮で重要である。
・「情報」を「メッセージの受けての知識に変化を及ぼすもの」と捉えること。
・人間が知識を得て生きていく上で情報獲得が如何に重要であるか。
・情報問題解決プロセスの中において、話し手の知識、思考、感情がどのように変化していくか。
・情報問題解決プロセスを首尾よく進めて効果を上げるために必要な「自己効力感」とその形成過程について。
・自己効力感が人生(子育て、学校教育、スポーツ、病気の治療など)に及ぼすさまざまな影響について。
・日常行動における人間の情報行動を説明するいくつかの概念モデルについて(概説)。
・情報リテラシーとして情報問題解決スキルを育成するために開発された米国の情報スキル育成カリキュラムについて。
・日本の学校教育の現場で行われている情報教育が、情報問題解決スキルの育成という観点からみると、如何に検索スキルや表/プレゼン資料作成という個別技能の教育に偏っているか。
筆者は「本書を通じて、情報問題解決スキルを習得し、変化の時代に自身を持って問題解決に取り組む人が増えることを望む。」と言っているが、第2章、5章あたりをじっくり読んで、自分の情報問題解決プロセスに応用して始めて、そのような人になれると思う。
結局、スキルを身に付けるためには何をすればいいんですか?
(2003-11-15)
この本の帯にはこう書いてあります。「検索には戦略が必要だ!」
情報収集を主要業務としている私は「まさにその通り!」と思い、本書を買いました。しかし・・・。
この本で主に述べられていたことは、「情報スキルの必要性や重要性」と「苦しくてもあきらめないこと」の2つです。
情報検索の具体的手法や、スキル向上のためのトレーニング方法については書かれていませんでした。欧米の学者によって観察された情報検索プロセスはいくつか紹介されていましたけども。情報スキルの重要性は理解できましたが、具体的に読者は何をすればいいのかな?期待はずれだったので、星2つです。
情報問題解決の、あくまで総論
(2003-11-08)
情報検索については総論的な内容がほとんどで、巷にあふれる検索ハウ・ツー本を期待して読み始めると期待はずれに感じるかもしれないが、このように手軽にかなりまとまった総論が読めるというのは貴重ではないかと思う。とくに問題解決における自己効力感の重要性について書いた章は、興味深い。物足りないのは、著者ならでは、というところがあまりなく、迫力不足なところ。
情報を検索して、それでどうしよう?
(2003-10-11)
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