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中央公論社
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価格:¥ 945
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カスタマーレビュー ![]()
労作
(2008-01-21)
政教分離をしているとはいえ、大統領選では候補者がどの宗教なのかが明らかにされ、大統領は就任式で聖書に手を置いて宣誓し、最高裁判所が開廷すれば特別のミサが開催されるアメリカ。スポーツ観戦をすれば「神様」が歌詞に入った歌を観客、選手ともに斉唱するアメリカ。一方で、日常生活で出会ったりテレビで見る、信心深いとは到底思えない人々。このギャップに何があるのかという疑問に、いくつかの視点を与えてくれた。学術書ではないが、最近のいくつかの学説も紹介しつつ、自身の取材結果も交えて読みごたえがあった。
プロテスタントの国として発祥しながらカトリック人口が最も多いのはなぜか、キリスト教原理主義を含め数多くのキリスト教諸派がどう生まれたのか、アメリカにおけるユダヤ人とユダヤ教、宗教を嫌悪するアメリカ人、伝統的カトリックの教会政治に対抗するフェミニズム、教会運営のボランティア活動のさまざま等々、具体的かつ実に有益な情報を数多く得られた。まさに労作。この値段でこの内容を読めることに感謝したいくらい。
普通の本です。
(2005-10-16)
文章は平易だが、流れが論理的でなくなにをいわんとしているかわかりにくい。広く浅くと言う感じは否めない。アメリカでの宗教観をほんのちょっと理解できたかな。
アメリカ精神の源―神のもとにあるこの国
(2004-09-29)
前の方がレビューに書かれているように、キリスト教といっても様々な宗派があり、米国社会におけるこれらの宗派がまんべなく説明されています。米国の歴史と切り離しては考えられない宗教について、考えるきっかけになる本です。
アメリカを知るための最良の本の一つ
(2003-06-16)
『カーター大統領が在任中、自らの信仰について言及した時、ある日本の経済人が「宗教などは青二才の言うこと」と軽蔑した、と新聞に報道されたのを記憶しているが、つくづく日本とアメリカの相互理解の難しさを思わされた。』(295ページ)
つまり、日本では、神について語る奴らは青二才か怪しい連中ということになるのである。ところが、その日本人は末期癌を告げられると、頼るべき神がないこととなる。末期癌を告げられてやがて洗礼を受けてクリスチャンとなった人は時々みかけるが、死を前にして僧侶にすがったとか仏門を叩いた人を私は知らない。つまり、普段から神や死について真剣に考えないのが日本人の精神なのである。
神や死について真剣に考えないとは、人生についても真剣に考えないということであり、神をバカにするとは愛をもバカにすることに等しい。『愛だ恋だとぬかす奴は青二才』これも日本人の『大人』の常識だろう。日本人とプロテスタントアメリカ人がこれほど違うのだということを、本書は理解しやすく説明してくれる。アメリカの底力がどこから来るのかも理解できる。キリスト教原理主義とブッシュ政権の結びつきを単純に否定的に捕らえている日本人がいかに残薄な人生観・宗教観しか持っていないのかにも気づくことができるだろう。
アメリカ人の宗教観
(2002-02-17)
一概にキリスト教といっても様々な宗派があります。米国社会におけるこれらの宗派をまんべなく説明しています。キリスト教に関する本は多数ありますが、このように米国に絞ったものはあまりないと思うので貴重な一冊でしょう。読んでみてアメリカ人の別の側面を知ることができました。

