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アイテム詳細

川喜田 二郎

中央公論社

グループ:Book

ランキング:4360

価格:¥ 693

発売日:1967-06

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カスタマーレビュー

今まで見ることのできなかった「頭の中での」創造方法  (2008-01-09)
→ものごとを整理する方法でなく
 ものごとを創造する方法を解説した本です
 しかも、今まで見ることのできなかった
 「頭の中での」創造方法を..

→川喜田の「K」、二郎の「J」をとって
 「KJ法」として広まった方法を
 私は、単なる「情報整理方法」だと勘違いしていました..

→ブレーンストーミングを超えた 
 多数の意見や事象から生み出される創造方法..

 それを、著者の研究対象である
 「野外科学」=「再現性の低い、ありのままの科学」
 から生まれた、必然的な方法であることを
 教えてくれます

→活用の仕方にも、踏み込んで説明されています
 ただ、本当に理解するためには
 やっぱり実際に手を動かして
 やってみるしかないと思います

→著者は触れていませんが
 マインドマップに近い考え方かもしれません
 「発想法」も「マインドマップ」も
 創造したものを、いかに次の活動につなげるかが
 難しいんですけどね..

情報整理法の原点  (2007-09-16)
KJ法というと少し古典的な響きを帯びていますが、その言葉が示す本質は、現代でも重要要素です。

・情報は枚挙するだけでは意味がない。構造を作る。
・まずは何が問題化をはっきりさせる
・適度な概念化(抽象化)の程度を見極める
・自分を虚しくして、外からあらゆるものを受け入れてみようという姿勢を持つ

情報があふれかえっている現代において、
普段自分が実行している情報整理法を改めて見つめ直してみるために、一読することをおすすめします。

独特の熱のある本。KJ法を知らなくても、知ってても、一読の価値あり。  (2007-01-14)
40年前に出版されて、現在まで80版を重ねている名著である。
KJ法という名前だけは聞いたことがあり、大枠の仕組みを聞いてたのだが、実際にどのようにやるのか知らなかった。
しかも、創造性というよりは、ビジネス、コンサル系の研修などでよく聞く名前であって、非常に堅い感じの、ビジネスにおける問題解決法というか、単にTOOLのひとつだと思っていた。
この本を読んで、その自分の認識がまったくの間違いであったことがよくわかった。それが収穫の一番目。

この本の前半は、KJ法のやり方を解説してあり、なかなか手ごわい。
後半とあとがきは、KJ法というひとつの方法を通じ筆者が考える創造性や、国民性のあり方などに言及し、とても面白く読める。その人間が人間らしく生きるというところにまで、この思考法を展開している深さには脱帽する。その展開方法に穴がないかというとそんな事なさそうなんだが、展開できてしまっているというその事自体がすでに異常(いい意味で)と感じた。その異常さが、この本に独特の熱を生んでおり、そしてその熱は決して嫌な熱ではないのだ。

今回は時間的都合により、細切れで読んでしまった。それには前半部分のKJ法の使い方部分がなかなか進みにくいというのも関係している。
今度読むときは、しっかり時間をとり一気に通読したほうが良さそうだと思っている。
そして、それだけの価値がある本だと思う。

KJ法を「知ってるつもり」の人に一度は読んでほしい  (2006-10-03)
星3.5個。

KJ法という名前の認知度は非常に高いが、その本質を理解している人は案外少ないのではないか。

この本ではKJ法の生みの親である川喜田二郎氏が、KJ法に対する誤解を解きながら懇切丁寧にその使い方を述べている。

全体的に体系的にまとまっているという感じはやや薄いが、KJ法の効果的な使い方として、
「ブレーンストーミング→KJ法→PERT法」を三位一体的に使用すべしと言うのが、頭の整理に非常に役立った。

ビジネスのスピードがますます高まっている昨今、センスよく仮説を立て、ソツなく問題解決することが重要視されがちだが、
この本はゆったりと深く思索にふけることの重要さを思い出させてくれる。

KJ法は離れ離れの物事を結合して新しい意味を作り出してゆく総合の方法に基づく発想法である。

物事を細かく分析することだけでは見つからないものに気づくことができるのがそのメリットである。

何度も読み返す本とは思わないが、一度は目を通すべき本である。

未だに有用性あり  (2005-10-08)
 出版当時から誤解を受け続けているように、これを「単なるグルーピング」の本と解釈するのはあまりにもありがちな誤りだ。
 フィールドワークで収集したデータの解析法として編み出されたのであり、もちろん現在でもそういった分野で有用性があるのはその通りなのであるが、本書の力点は何よりも「共通性がある」と感じられるものをグルーピングするときに、理屈を使わず直感を使う、という点である。つまり、分析をする本人が気付いていない(意識下では気付いている)何かを積極的に活用し、あとからその理屈を発見してゆく、という手法なのである。
 最近、社会科学の分野では、「質的研究」が注目されている。そのデータの分析の方法として、GT法が主に用いられることが多いようである。しかし、KJ法はこのGT法に組み合わせて使うことができ、また単独での使用にも耐える。この「意識下を顕在化させずに活用し、あとから理由を求める」という手法は、人間の創造性にとって結構エッセンシャルな部分なのではないか、と感ずる。
 わたくしが本書にはじめて触れたのは高校生の頃であるが、それ以来本書の提言にはずっと影響を受け続けている。読み継がれるべき、そして活用され続けるべき名著である。

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