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中央公論新社
グループ:Book
ランキング:35164
価格:¥ 1,470
ポイント:14 pt
発売日:2008-08
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カスタマーレビュー ![]()
いやいやこれはモデル小説ですよ【ネタバレあり】
(2008-11-04)
ほかの方のレビューを見て
「もしやモデル小説とご存知でないのでは」
と思うにつけ、コメントせずにはいられなくなった。
母が買ってくる婦人公論をよく眺めていたので
この小説は、連載時から知っている。
これもモデル小説だが、『RURIKO』や『白蓮れんれん』と違い、
どちらかと言うと『アッコちゃんの時代』のように
世間的にあまり知られていない人(あまり知らないのは僕が無知だからか)を
主人公に据えている。
物語は、主人公の若い頃と現在が、交互に進行する。
若い頃を描いた話の流れは、スピーディーで起伏に富み、
現在の話は暗い予感と緊迫感に満ちている。
前者と後者の時間差はどんどん縮まり、クライマックスへと収斂していく。
(あ、フォレストガンプみたいな構成といえばいいのかな)
どういう結末へと導かれるのだろう、と僕は楽しみになってきていた。
しかしそんな折りである。
主人公同様に闘病中であった、モデルの方が亡くなった。
モデルの方は波瀾万丈の人生を歩んだわけだが、
僕が考えていた以上に、小説は現実と近い時間軸で進んでいたようだ。
小説のほうも悲しい哉、その軌跡をなぞらねばならなくなったらしい。
以上のような経緯があり、また、モデル小説と知らなかったのであれば
この小説の読後感はあまりスッキリしたものにならないかもしれない。
ただ、(ノンフィクションではないにしても)この主人公のように
哀切とも壮絶ともいえる、そんな人生を送った女性の存在が
小説の背景に透かし見えてくると、やはりなにか一種感慨深い気持ちになってくるのである。
はい、フォローおしまい。
主人公が若い頃、とりわけ80〜90年代の描写は、
地の文も会話も、そして全体からにじむ雰囲気にも
ちょうど当時の小説に見られるような表現、言葉遣いが(たぶん)意識的に選ばれていて
あぁこのへんはこの著者らしいな、と思ったりもした。
ちょっと甘めに星4つ。
惜しいような…
(2008-09-22)
この作品で、ハヤシさんとしては珍しい試みを2つしたようです。
・主人公の女性が情の濃いキャラクター
・主人公が(和歌山出身なので)関西弁を話す
しかし「ドラマを見ていたら、関西出身でない俳優さんが変な関西弁を話すのが
居心地悪すぎてストーリーの邪魔をする」という感じが、この小説にも…
関西弁ネイティブでないハヤシさんにしては頑張られたと思いますが
やはり、田辺聖子さんになるのは無理です。
主人公が再婚する直前に元夫と交わした会話のところで
元夫の優しさや可愛げを発見するところなんかは
「乃里子と剛ちゃん」をほんの少しだけ思い出しましたが。
後半は紙面が足らなかったんじゃないかという印象もあり
いろいろ、惜しいなぁ、と思う読後でした。
何を書きたかったのか不明
(2008-09-02)
林真理子にしては何を書きたかったのか不明。ストーリー自体おもしろくなく、あわれな女の記録としか読めない。ラストもとくにもりあがるものではなく、中心として描きたいテーマはなんだったのだろうか。単に罰があたったということだけか。
物足りないです
(2008-08-30)
林真理子が食べ物にまつわる話を書いた、ときたら読まずには
いられなかった。
期待した割には消化不良な結果。
骨太なストーリーを想像していただけに、淡々と進む物語。
あっという間に読み終わった。
文庫になるのを待っても十分かも。

