Amazon - shikencho

アイテム詳細

Williamson Murray
Alvin Bernstein
MacGregor Knox
石津 朋之
永末 聡
歴史と戦争研究会

中央公論新社

グループ:Book

ランキング:25344

価格:¥ 3,360

ポイント:33 pt

発売日:2007-11

通常24時間以内に発送

このページのURLは
http://www.shikencho.com/shop/asin/Books/4120038866/

この商品を買った人はこんな商品も買っています。

戦略の形成〈下〉―支配者、国家、戦争

リデルハートとリベラルな戦争観

戦略論の原点―軍事戦略入門

シー・パワー―その理論と実践 (シリーズ軍事力の本質)

戦闘技術の歴史 1 古代編 3000BC-AD500 (1)

カスタマーレビュー

歴史を知るってことは戦争を知るってことだ  (2008-11-02)
この書籍の前書きを少し引用してみよう

「本書の各論文は、一九八五年から八六年にかげてアメリカ海軍大学で行われた
戦略と政策に関する多くの有識者の公式および非公式の議論から生まれたもので
ある。
・・・・・・・・・・・・
したがって、本書の目的は、学説を伝えることではなく、国家戦略の形成や結果
に影響を与える多様な要素を読者に紹介することである。政策決定者が直面して
いる問題に対して正しい解決策を提供することはできないが、歴史は政策決定者
が何を問いかけるべきかを示唆してくれる。」

何故米国にオレンジプランを初めとする戦略を構築する動機があるのかなど、米国の
世界観が表現されていると同時に、2500年前からの歴史書の記述に埋もれていた、その
政策決定について教えてくれる。トウキュディデスの戦史など歴史書の読み方としても
おもしろい。戦史など、ただボンヤリと時系列で読むのではなく、読む目的が明快なら
ここまで読み取れるのだって事に驚かされる。

軍とひと言で言っても天と地ほど違う・・・。日本人による戦略本など比較にならない
よさがあります。

戦略研究の名著、ついに翻訳  (2007-11-26)
 いろんな分野において世界で名著としての評価を確立していても、日本では翻訳されていない本がたくさんあると思いますが、本書もこれまで長年翻訳化が望まれていたものの、翻訳されてこなかった戦略研究の名著です。
 内容ですが、まず、はじめの部分で戦略についての理論的な分析が紹介されています。その後、そうした理論的な枠組みを下敷きとして、古代アテネやローマの戦略、中国の明朝の戦略、そして、フェリペ2世やルイ14世の戦略、さらには、イギリス、アメリカ、ドイツ、イタリアの戦略などが考察の対象となっています。
 各章とも、まさにその分野の世界的権威の学者が分析を行っています。よくもこれだけの執筆陣をそろえたものだと感心します。
 最初のページから通読してもいいと思いますが、各章において、各国の生き残りのドラマが戦略の視点から分析されているので、好きな章から選んで読んで、楽しむことができると思います。
 歴史に興味を持っている人には格好の本だと思いますし、日本でこれまで氾濫している薄っぺらい戦略本に飽きた人に自信をもっておすすめできる本です。


戦略研究の名著  (2007-11-26)
現在、戦略の研究を行う上で高い評価を受けている本であり、アメリカやイギリスで広く確立した評価を得ている文献です。

戦略が軍事戦略家によってのみ形成されるのではなく、国内外の政治的状況、戦略計画の形成や軍事組織の編成、科学技術の発展に起因する兵器の問題など、さまざまな軍事力の相互関係を「環境」として見ている点が本書の特徴です。こうした見方は現在一つのスタンダードとなった視点といえると思います。

もっぱら英米独の研究者の研究業績が中心となっています。極めて先進的な研究を組み合わせたものであり、現在でも通用する論文も多いものです。上巻では、古代ギリシア、ローマから近代の重要な戦争に関する戦略に至るまでを網羅し、この点でも有益です。近年、戦略研究、軍事史研究は大いに進展していますが、それと対比するのでも、大いに得るところがある本だと思います。


第一章「はじめに――戦略について」(ウィリアムソン・マーレー、マーク・グリムズリー)
第二章「ペロポンネソス戦争におけるアテネの戦略」(ドナルド・ケーガン)
第三章「戦士国家の戦略――ローマの対カルタゴ戦争、前二六四〜前二〇一年」(アルヴィン・H・バーンスタイン)
第四章「一四世紀から一七世紀にかけての中国の戦略」(アーサー・ウォルドロン)
第五章「ハプスブルク家のスペインの戦略形成――フェリペ二世による『支配への賭け』、一五五六〜一五九八年」(ジェフリー・パーカー)
第六章「世界戦略の起源――イギリス、一五五八〜一七一三年」(ウィリアム・S・モルトビー)
第七章「栄光への模索――ルイ一四世統治時代の戦略形成、一六六一〜一七一五年」(ジョン・A・リン)
第八章「列強国への胎動期間――アメリカ、一七八三〜一八六五年」(ピーター・マスロウスキー)
第九章「国民国家の戦略的不確定性――プロイセン・ドイツ、一八七一〜一九一八年」(ホルガー・H・ハーウィック)
第一〇章「疲弊した老大国――大英帝国の戦略と政策、一八九〇〜一九一八年」(ジョン・グーチ)
第一一章「決定的重心の戦略――イタリア、一八八二〜一九二二年」(ブライアン・R・サリヴァン)

素晴しい本  (2007-11-25)
本の中身は、いろいろ欧米の過去の国家の戦略の形成の実例が載っているます。
他のいかがわしい戦略本と違って具体的に、アカデミックに、戦略の形成に迫っています。
参考文献が1章につき50件以上載っているのは、かなり中身が詰まっている証拠かと。しかもその参考文献は著者が欧米人であるために、洋書からのそのままの引用です。従って日本人がぼんやりとしか認識できない欧米の歴史に対するイメージを明瞭にしてくれます。

少々高いですが買って損はないですよ。
主に歴史ファンの方が買うと一番喜ばれるかと。

Special Menu

Category Menu