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新潮社
グループ:Book
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価格:¥ 530
発売日:2008-07-09
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カスタマーレビュー ![]()
タイトルはコレでよかったと思う
(2008-07-26)
主人公がファションモデルの女にこう言った
「おれはコールドボーイだ」
ヤクザから借金のカタに人体実験(冷凍保存)された
ものの1/2の確立で無事に生還
まさに「奇跡のヒト」だった
タイトルが「コールドボーイ」じゃなくて
「奇跡のヒト」でよかった。
この世界を生きがたい男が空白を抱えて現れる。
(2008-07-25)
土屋ガロンは漫画「オールドボーイ」で主人公を10年間監禁という手段で、この不快な世界から隔離し「我々の暮らす現在」の歪(いびつ)さを見せつけた。
韓国映画「オールドボーイ」は監禁を15年と再設定し、原作を凌ぐ、さらに苛烈な運命を主人公に架して傑作の評価を得た。
ならば、だ。
この世のメインストリームと常に相容れず、流行に沿うを良しとせず、軋み続けている土屋ガロンは黙っているのか。
いやこの頑迷孤高の原作者は、三たび自作とそれを原作とする傑作映画に挑むことを選んだ。
主人公の隔離は20年、新ガジェットの導入で主人公は25才の肉体を保ったまま「現在」に現れる。
新と書いたが、このガジェットによる状況設定は原作者にとって初めてではない。
では、三度目の同設定、二度目の同ガジェットを用いた本作は安易なリメイクか。
ノーアイデアの使い回しか。
断じて、否である。
研磨され続け鋭さを増した原作者の叫びは、漫画家張慶二郎のゴツンと骨の太い魅力的な作画を得て、今度も誰かの胸に届くだろう。
そして、この世界に生き苦しさを感じて悲鳴を押し殺している誰かを救うかも知れない。
ただひとときの時間つぶしでない、その可能性を評価したい。

