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アイテム詳細

岩田 宗之

新潮社

グループ:Book

ランキング:68532

価格:¥ 714

発売日:2007-10

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カスタマーレビュー

着眼点は面白いが・・  (2008-04-13)
この本は主に不毛な論争がなぜ起きるのか、どういう点に注意すればいいのか書かれた本です。多くのパターンはネット上での誹謗中傷などが例となっています。

論点はどれも今まで自分が議論のときに考えていたものとは違っていて非常に興味深いと思いました。

ただしどうも全体的に話が上手くまとまりきっていない点が残念でした。各項目もどこか説明不足に感じられますし、文章が表面的な部分も多く、作者が思っていることを論拠不足のまま書いたのではと思ってしまうようなところもありました。これらの点、観点が面白かっただけに残念です。

ネットでは「旅の恥は掻き捨て」!?  (2008-03-06)
インターネットの掲示板やブログでしばしば
巻き起こる、揚げ足取りの応酬や中傷合戦。

本書は、そのようなネット上での泥仕合が、
どのような原因で起きるのかを事例をもとに
分析・考察していくことで、共有すべき議論の
ルールを考えていくケース・スタディーです。


本書における著者の分析と考察は、いちいちもっともで、大いに賛同する
のですが、悲しいかな、そのルールを共有しない人、もしくは、分かって
無視する人に対しては対処のしようがない、というのも動かしがたい現実です。


たとえば、

  ある発言に対し、あえてヒステリックな反応をする
  ことで「祭り」を誘発させ、一方でそれを茶化す―。


こういった感じで、ネット上では、まともな議論が成立しないという
土壌が、着々と醸成されつつあるのかなと、逆に実感させられました。

面白いけどちょっと読みづらい  (2008-01-27)
タイトルからするとディベイトのやり方の本かと思ってしまいますが、実際には会議とか普段の会話における円滑な議論の進め方、という感じの内容です。論争に勝つための本ではありません。
たとえば「人を殺すのは悪いことか?」という議論にしても、人によって立場も前提も千差万別なので、しばしばもつれあって平行線をたどります。そのときどうやったらもつれあいがほぐせてお互い納得いく議論になるのか?というのを探って行っています。身につまされる部分も多々あり、ためになる本でした。
ただし文章がいまいち読みづらいので星は4つといたしました。いまいち論点が整理され切っていなくて繰り返しが多く、またその一方でしばしば論理の詳細にこだわりすぎてまどろっこしかったりします。

読み物として面白い  (2007-12-07)
タイトルに反して「ルールブック」という感じではない。
議論(とくにネット上の、文字で交わされる議論)をするための前提条件として合意してあったほうがよいことについて、例をあげながら語っていく。

わりと広い範囲で、メタ議論としてあちこちで行き当たるトピックをかなり網羅してあって読んでいて「あー、あるある、そういう話」と何度も思えて楽しい。
著者の考え方は、理工系の人にはとくに馴染みの深いものなのではないだろうか。
そういう考えに馴染みのない人にこそ相互理解の助けになるように読んでもらいたいように思うが、馴染みのない人はそもそもこういう本を手に取らないだろうなと思うと、少し悩ましいところだ。

タイトルと内容が合っていない  (2007-11-09)
この本は、機内で読むための本として、空港の書店でタイトル買いしました。

議論を進めていく上で、その目的に応じて意見を述べるほうはどのような点を注意するのか、進行役はどう進めればいいのかなど。
そういった、議論を進めていく上でのルールを期待していました。

残念ながら、そういった議論の方法が書かれているのではなく、「炎上」を誘発するような書き込みに対しての対処方法が述べられています。(本の紹介にあるとおりです)
このような意味では、良書であるといえるのですが、僕の期待していたものではなかったので、星3つです。

また、本書の中で「xxを受け入れない人は、議論に参加してはいけません」をいう意味の記述がいくつか見られました。
確かに、基本的な事を理解していないような人は、議論に参加すべきではないと思いますが、「いけません」と切り捨てるのではなく、もう少し、踏み込んで書いてほしかった。
他の箇所が良かっただけに残念です。

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