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アイテム詳細

上原 善広

新潮社

グループ:Book

ランキング:69620

価格:¥ 714

発売日:2005-06-16

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カスタマーレビュー

あぶらかす 食べてみたい  (2008-10-01)
この本を読んで「あぶらかす」を食べてみたくなりました。
被差別部落出身者ならではの体験談等は、興味深く、また考えさせられる
ものがあります。
ただ、掘り下げがもう少し深ければとの感想も持ちました。
一言で言うと、被差別部落出身者の書いた「もの食う人びと」(辺見庸)ですね。

「盛岡冷麺物語」と合わせて読むと味わい深い  (2008-02-18)
「盛岡冷麺物語」(小西正人著)は、いまでは岩手・盛岡の名物となった盛岡冷麺を生み出した在日コリアンの生き様を描いたルポだ。あの独特の味わいを持つ冷麺は、それ以外のものを作り出せない在日の「舌の記憶」よって生み出されたものだった。被差別の中でそれをむしろ、パワーにして武器にして生き残った者のみが生み出せた奇跡の料理だったのだ。ぜひ、本書と合わせて読まれることをお薦めする。

堅苦しくなく被差別問題を考える端緒に  (2008-02-09)
被差別部落出身の著者が世界各地の被差別民たちの食事をテーマにまとめた書である。
駆け出しの物書きであった20年代の大半を費やしたという。
著者にとっては自らのルーツへの探求とともに、被差別部落という存在を広くとらえるために必須の作業であったのであろう。
世界の被差別民の食事を取り上げながらも最後に自らの母親の料理へと収束していく本書の展開はそんな著者の遍歴の成果と言えよう。

どこの国でも被差別民は外部に対して閉鎖的であるのは歴史的な背景からして仕方のないことであろう。また、自らのルーツを隠す傾向と顕わにする傾向が入り交じるのもどこの地域でも同じである。
もはや忘れ去られつつある食文化、主流派に取り込まれてそのルーツが見えなくなりつつある食文化、被差別部落出身である著者でなければここまでこだわって世界の食文化を被差別という側面からとらえ直すことは難しかったであろう。

どうも被差別部落が絡む問題となると堅苦しくなり、よほど興味のある人でないと読了できないような書が大半であるのだが、この書は被差別部落に特段の関心がない人でも十分に読むことができる。著者があとがきで書いていた意図は成功を収めているように感じる。世界の食文化に興味のある人などに、その背景となる文化や歴史を知るためにう進めたい書である。

さいぼしやかすうどんは目に触れることもあったが、被差別部落にルーツのある食材とはこの書を読むまで全く知らなかった。ソウルフードやフェイジョアーダのルーツは知っていたが、フライドチキンもその一端を占めていたというのも新鮮な驚きであった。我々の日常にも我々の知らないルーツがあることを実感した書でもあった。

なかなかの紀行もの  (2007-05-18)
まったく悲壮感の漂わない純粋に読んで楽しい本。
筆者の性格か、それとも手法か、
観光ガイドブックのようにワクワク感を抱かせてくれる。
現地取材をする筆者に同行しているかのような錯覚に陥る。
「次はどこに行く?」 と問いかけてみたくなるほどだ。

ちなみに、それぞれ、食べてみたい。

しらないので  (2007-02-20)
平気で食べてましたし、食べてます。
これからも食べます。

平気で読みましょう。
ソウルミュージックを聴くように。ブルーズを聴くように。
パンソリを聴くように。
そして感動しましょう、平気で。

例えば
「著者が、ある場所で、ある人に、ある理由から、食べ物を勧められて、「断る」シーン」等に。

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