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立花 隆

新潮社

グループ:Book

ランキング:163602

価格:¥ 700

ポイント:7 pt

発売日:2004-08

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カスタマーレビュー

続編が待たれます  (2007-08-24)
 東京大学で以前講義をされていたものを、月刊新潮にて連載し内容をつめ書籍化された。大学生に知って欲しい教養という視点で様々な分野のことを語られている大変興味深い。

 こちら1巻に、続編も出るようなコメントがあったのですが、2巻発売のお話しが聞かれず残念に思っております。

「哲学(philosophy)=知を愛する」の立花流実践例  (2007-01-14)
哲学(philosophy)はギリシャ語のphilos(愛)+sophia(知)の結合で作られた言葉で「知を愛する」という意味です。ここでいう「知」は理系・文系を問いません。(実際、○○博士の称号である"Ph.D"はラテン語の「Philosophiae Doctor」(英語で「Doctor of Philosophy」)の略語です) しかし、スノーが「二つの文化と科学革命」で警鐘を鳴らしたように理系人間は文系の話題を知らず、文系人間は理系の話題を知りません。まさに断絶(devide)です。そこで「なんでも知りたがり屋」な立花氏が文系/理系問わず色々な話題に立花流で迫る処が面白いです。立花氏が如何に知識をインプットし、如何にアウトプットをしているかに注目して読んでみると良いでしょう。(立花氏の読書歴及び知識の再構成を垣間見ることが出来ます)
個人的には熱力学第二法則の説明から自己組織化への話題に移るところは興味深く読めました。(理系の人がこれらの言葉を知らないのは、「文系の人がシェークスピアを読んだことがない」のと同じレベル、と断言されておられます) 文系の人間でも理系の素養を持てる実例として興味深く読めます。教養人とはかくあるべし、の1つの実例です。(但し、発明家/創造者になれるかどうかはまた別の話ですが)
文系の人でも読める現代科学の入門書としては「人類が知っていることすべての短い歴史」(B・ブライソン)や「ガリレオの指」(P・アトキンス)等をオススメします。

現代におけるフィロソフィアの実践  (2006-03-19)
「現代におけるフィロソフィアの実践」を主題として、「人間の知の全体像をとらえ直すこと」の重要性について豊富な具体例を挙げながら述べられていた。興味深かったのは「パラダイム転換」に関する具体的記述である。特にヴァレリーがデカルトのコギトの権威を「怪物観念」と断じた経緯や、ヤンとリーの「パリティ非保存の実験」が科学に与えた衝撃についての言及に触れることで、「知の世界」が「世界の見方」を変えていく様を垣間見ることができた。「知の構造変化がすべてを動かす」ことを認識したことで、「知の全体像をとらえる重要性」を把握できたことが収穫であったと思う。

立花的・知の世界の入口  (2004-10-21)
~最近はやった、脳の老化を防ぐ本ではないので注意が必要(笑)。
東大の一般教養課程の講義録を、40歳になった私が読む理由は、まあ、趣味以外の何者でもない。とはいえ「脳の機能の驚き」「フランス哲学の意味するところ」「物理学(相対性理論)の一般理解」に私は知的興奮を覚えた。
立花は理科離れに強い危惧を持っている人だし、その真意と危機感も~~、ていねいな説明でわかりやすかった。
物理学をやってる人なら、誰しも知ってるほど有名な、ヤンとウーのパリティの非保存則の実験については、その背景の理論、実験の及ぼしたインパクト、その不思議さも含めて、感銘を受けた。~

講義の面白さが凝縮! 話術は人生の深みで決まるか?  (2004-10-04)
東大での1996年の講義録だと言う。
さすがにゼネラリストを自称する氏の真骨頂である。東大生にも(?)分かりやすい内容で、もっともかなり噛み砕いた内容になっていて、(途中だれるところもあるが、これは講義録という形である以上仕方ないが)、現在の世界を見回すためのガイドとしては必携の一冊だと思います。
私は理系出身の文科系なので、氏の述べるところの知のバランスというのに強い共感を覚えます。物事を様々な観点から見つめれば見つめるほど、「知る」という快感を得られることを若者が持てる世の中であることをこれほど論理的にコメントできるのは彼だけかもしれない。

また、意欲的に自分の知性を広げたい一般の方も、この一冊をガイドに「大学一般教養課程」のやり直しというのはどうだろう?

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