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新潮社
グループ:Book
ランキング:74059
価格:¥ 500
発売日:2006-01
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カスタマーレビュー ![]()
攘夷派
(2008-09-02)
作者には巨大なTKCが腐敗しないようにその後の歴史も是非追跡していただきたい。
立志伝・偉人伝はともすれば自己陶酔・排他主義へと容易に転化する。
わたしは32歳だが高杉氏は幕末の尊王攘夷派にみえる。
むしろ氏の天敵である竹中・小泉氏の方に未来を感じる。
昭和はすでに終わったのである。「平成」も早くおしまいにして未来がきてほしいと思う。
(皇太子は天皇にならないで欲しい)
会計士と政治
(2008-05-30)
すんごく感動はできるんだけれどもだな・・・
税務当局がいくらDQNだからって当人だって政治家を使っているわけで
正義を貫くためには恐るべき精神力の上に政治家とのつながりも必要なんだ、と
政治権力と官僚の権力が対立していたことで解決された事件ともいえる
筋を通すためには政治の力も必要、というところなんだろうな
大物政治家の賛同が得られたのはむろん当人の生き様が共感を呼んだからなんだが
日本人離れ?
(2006-08-18)
実は、直前に「燃ゆるとき」をよんでこちらを読んだので、
よけいに際立ったのかもしれませんが、日本人離れしていますね。
とうぜん、いい意味でですけども。
ただ、疑問のあるところは、みんなの前でコテンパンにするのでなく
場所を変えて話し合えば、いいのにナーと素直に思うのは、
私だけでしょうか?
しかし、基本の正義を貫く姿勢は大切ですし、こうゆう人の
おかげで日本が良くなってきたことは良くわかりました。
かっこよすぎない?
(2006-07-22)
映画も観ました。
時代背景が、現代とは大きく異なる点で比べようもない(想像しにくい)ことを割り引いても、やや美化しすぎて描かれている。
(TKCに気をつかっての表現ともとれるが)
その意味で、団塊の世代向け?
とはいえ、国家に挑んでいく姿勢については心打たれるものがある。
今の時代にはなくなったかもしれない気骨。
これを失ってはいけないと感じた。
「自利利他」
(2006-05-17)
会計人の端くれとして、主人公飯塚毅氏に対し、頭が下がるばかりである。
裁判での証人として「一円の取り過ぎた税金もなからしめ、一円の取り足らずもなからしめよ」を基本方針としているというところがある。実際は、グレーな部分は、否認されるのが嫌だから、過剰に対応してしまう。とても、主人公のようには出来ない。
そうした会計上の話ではない生き方においても、「自利利他」(社会のために精進努力の生活に徹することが、自利すなわち本当の喜びであり幸福なのだ)という生き方はとても出来ない。
物語の中心にある「飯塚事件」と言うものを、今まで全く知らなかった。確かに、子供の頃なので仕方が無いかも知れないが、でも、会計に身をおくものとしては恥ずかしい限りだった。この先輩の努力があってこそ、今の法に基づいた租税主義があることを考えると頭が下がるばかりである。
この小説は、文庫本にするにあたって、大幅に加筆されたと言うことであるが、幼少の時代、裁判、TKCと大きく三つの部分からなる飯塚毅の一生であるが、ドイツからはるばるやってきたハインツ・ゼビガー氏の弔辞がすべてを言い尽くしているだろう。
見事な一生と言うほかは無い。

