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石田 衣良

新潮社

グループ:Book

ランキング:11738

価格:¥ 500

発売日:2005-11-26

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カスタマーレビュー

こんな中学生は、現実にはいないが・・・  (2008-07-25)
「未来がきらきら光り輝いて自分たちを待っている。」そんなふうに
考えている時期が誰にでもあると思う。14歳の4人の少年たちも、
そんなふうに考えているのではないだろうか。ナオトの病気は深刻な
ものがあるけれど、彼らはくよくよ考えない。常にまっすぐ前を向いて
進んで行こうとしている。その姿は、とても純粋で一途だ。今どきこんな
中学生は現実にはいないと思うが、この作品を読んでいると、いたら
いいなとか、いてほしいと思ってしまう。読みやすく、さわやかさを
感じさせる作品だった。

誰でも人生で一度だけある、14歳という特別な年  (2008-06-02)
大人でもない、子供でもない、誰でも人生で一度だけある、14歳と
いう特別な年を過ごす、4人の少年を描いた連作短編集。
だけど、かなり大人びた14歳だという印象を受けた。

特に第一話なんか、中学生というより、旧制高校を舞台にした話
のような気がした。ちょっと古すぎるかな。
援交の女子高生が、「やることはちゃんとやる」なんて台詞を吐くのも
興醒めです。それじゃまるでプロの売春婦じゃないですか。
援交女子高生なら、もっとちゃらちゃらしていて然るべきです。

この作品、直木賞取ってるんだよね。
直木賞って、いつの間にジュニア部門が出来たの?
と思う位、今まで読んできた直木賞作品とは趣を異にする作品です。
作品の舞台である月島の描写は秀逸。ただ、自分が14歳だった頃と
比べると、かなりギャップを感じた。

途中で読むのをやめました。  (2008-05-28)
いったいこの本は何が面白いんだろう。
直木賞?
信じられない。
ここ3年間でダークタワーに次ぐ投げ出し本。


14歳といえば、重松清の「エイジ」と同年齢だが、
あのリアルさに較べると、
石田が生み出した主人公達は薄っぺらくって。

恐らくこの本の本質は・・・  (2008-05-02)
日常の細かい気づきがあるところでしょう。

ふとした時に感じる主人公の子どもたちの気持ち、細かな心理描写が妙に落ち着きのない14歳という主人公を大人に見せている。

物語自体は、筆者の自伝的ともいえるものだけど、ただなつかしい物語でもなく、ただ冒険小説でもなく、青春物語でもない、そんないつの時代にも共通する心の感じ方、それが最も本書で良い気づきになるのではないでしょうか?

あまり細かいことを考えずに読めるところがやはり良い。すぐに読みきってしまえる入門書!!

作品全体を覆う雰囲気が見事です  (2008-04-26)
石田衣良さんの小説は始めて読みました。
意外にしっとりした作品を書くんだなあと思ってしまいました。
著者が言うように14歳という年頃には
思い入れのある方は多いのではないでしょうか。
僕自身はどこか背伸びしてて冷めている人間だったからか、
作中の登場人物がみんな素直で等身大の自分を認めて
日々を過ごしていく姿には羨ましいと思ってしまいました。
非現実な描写や過剰な表現があるのは確かですが、
そういうのも楽しむのが小説ではないでしょうか。

著者のスタイリッシュな文体に青春の儚さややるせなさが
見事に合わさったとても良い作品だと思います。

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