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新潮社
グループ:Book
ランキング:147370
価格:¥ 620
発売日:1990-10
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カスタマーレビュー ![]()
天気のいい休日の午後に屋外でどうぞ
(2007-05-13)
「ランゲルハンス島」?地中海に浮かぶ小さな島、というイメージだったが、まさか私の中にもあろうとは。たぶん生物かなにかの授業で習ったんだろうが。
タイトルはともかく、ちゃんと本文を読むとそれなりに書いてあるんですね。ダブルミーニングではあるが。
村上春樹のエッセイ
(2005-11-09)
小説と比べてややハートフルな文章になっている。村上春樹の日常の何気ない一コマを切り取り、たぶん、考え付くままにつづったエッセイだと思う。ちなみにページの半分は絵です。これで600円するのは少し割高か、
摩訶不思議な世界
(2005-11-01)
ランゲルハンス島というのは、確か生物で習ったインシュリンを分泌するところでしたよね。これが不足すると糖尿病になる。糖尿病患者はインシュリンを打ってもらう必要が出てくる。どうでもいい話ですが、このような授業を放り出して学校をサボってなんか幸せな景色を見るか、そんな話であったような記憶があります。村上春樹の作品の原点のコア部分を探るには、エッセイを読むとヒントが多いような気がします。このヒントはこの「ランゲルハンス島の午後」という文章(本、丸ごとではありません)にうかがうことが出来ると思ってます。「学校の勉強よりももっと他に大事なもんがあるんだ」という単純明快な確信。その確信をこのような文章と絵で描けるというのは、結構本人も(水丸さんも)楽しんでいたような気がしますね。
絵柄の中にはバーバリーがいっぱいです
(2005-06-18)
雑誌『クラッシィ』に連載していた為か、水丸画伯の絵が非常に大きく表現されてます。見開き2頁。色使いも非常に鮮やかで、パラパラ見ているだけでどこか南国にバカンスに行っている気分になれますね。
この中に収められているエッセイで珠玉だなと思ったのは「女性の洋服の買い物につきあう男性」を描いたものかと思います。ヒールを履きながら6.7軒の店を回るそのエネルギー(男性は靴)。ブティックの中の居心地の悪さ。みなさんも同感だなと思ったことは一度や二度ではないのではないでしょうか?(特に店員の目、あの目!)
ところが外国のブティックはそうではないみたいです。連れの男性への接客も見事、ソファに座らせて飲み物を出す店まであるそうです。「そんな店ならまた行ってもいいかな」というコメントが見事に「男性」を感じさせますね。こうして女性に導かれていくんですかね?男性っていうのは。
大判のオリジナル本で、読むべし!読むべし!読むべし!
(2003-06-16)
これは、活字を読むというより、ハルキ&水丸ワールドにひたる本。したがって、文庫で読むのはあまりよろしくない。オリジナル本は残念ながら絶版なので、なんとか古書を入手してほしい。それだけの価値のある本です。ところで村上春樹の才能はこうしたショートショートでも発揮されている。高校の生物を選択した人にはわかるだろうが、ランゲルハンス島をモチーフにこんなすてきな話を創造できる作家がほかにいるだろうか。なおこの後エッセイでしばしばでてくる「小確幸」が初登場するのもこの本から。

