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小学館
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価格:¥ 690
発売日:2002-08-01
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アメリカはすごいペテン氏
(2008-10-10)
これは「真相」か、それとも「洗脳」か?!
敗戦直後、GHQは占領政策の一環として
「太平洋戦争の真相を日本国民に知らせる」ためのラジオ番組を作った。
「眞相はこうだ」「眞相箱」「質問箱」と名称を変えながら、
3年にわたりお茶の間に日本の犯罪を告発しつづけた。
真実の中に虚偽を巧妙に散りばめ
”帝国主義の悪が民主主義の正義に屈した”
との観念を植え付けるGHQの思惑は成功し、
いつしか日本人の歴史観や戦争観を規定した。
「真相箱」の原作本を復刻、
戦後日本の混迷を招いた「問題の書」を白日の下にさらし、
櫻井よしこ氏が徹底解説する。
以上、裏表紙より。
戦後、日本はGHQの壮大な仕掛けによって洗脳された。
現在もその仕掛けは機能しており、左翼政党・マスコミが偏向を煽動しつづけている。
日教組にも定着し維持している。
その元になった情報操作書がこの眞真箱だ。
それには日本の過去から将来への歴史を根こそぎ奪い去ろうとする執拗な意図を潜ませている。
本当に腹ただしい!
アメリカにとっては黄色い猿の文化やプライドなどどうでもいいらしい。
当時の日本の置かれた辛い状況を想像してみる…
みなが貧乏でいつも腹をすかせ空っぽになっているに、娯楽などないに等しかった時代に、
「日本政府と軍がいつも国民を騙していた」と繰り返しラジオで聞かされれば「もうそれでいいです…」と受け入れてしまうのではないか。
アメリカの占領政策はうまくいった。
日本はあれほどの被害を受けていながら、アメリカに親しみを持てるし、
「日本軍国主義が悪かったから原爆を落とされても仕方がなかったのだ」と納得してしまう。
自責を超えて自虐にまで日本を追い込むことができた。
今や、金だけを出し、発言力の全くない国になってしまった。
アメリカはすごいペテン氏だ。
そして日本人は巨大な檻の中で、自由だと思い込まされているだけだ。
どうせなら正しい洗脳を韓国や中国で是非やってもらいたいもんだ。
正確な引用こそが大事なのでは?
(2006-04-28)
ラジオという媒体を使って、宣伝活動することは、映画と同様かそれ以上にかつては効果があった。GHQによる放送については、断片的な資料を読んだことがあるが、ここまで質量とも膨大な内容を正確に引用した書物は始めてである。
まずは一時的な資料を正確に把握することが、歴史認識の出発点であるという立場からすれば、ややくどい引用も、資料として貴重と思うべきだと考える。
櫻井氏が、引用の一部をカットしたり、省略すれば、その部分について異論が出るかもしれない。
そういう意味でも、徹底的に引用し、それに最小限の解説を付したというのは公正、公平な作品であるといえよう。
「嘘をつこうとする人間はまず真実を述べる」
(2005-12-19)
これはユダヤの格言だが、GHQによる言論/思想統制はまさしくこの類であり、極めて狡猾であることが分かった。読み始めた時のイメージとは違い、随所に日本軍の功績をたたえるコメントがちりばめてあったりとGHQはうまく「日本メディア」の仮面をかぶって日本人を洗脳した。これをうまく受け入れてしまったのは日本人の「人の良さ」と「敗戦のショック」のためか。
真相箱の各章?を全文引用しているためかもしれないが、引用部分が多少くどい感がある。そのため、途中からは原文をすっとばし桜井氏のコメントのみを拝読。もう少し整理できたかな、ということで星4つ。
戦略的なプレゼンテーションとプロパガンダは日本人が不得手とする分野だが、そういった点についての自戒と内省のきっかけともなる本だった。
自虐史観の原点
(2005-12-09)
太平洋戦争の戦闘が終結した1945年から、GHQは新しい秩序を構築するために、なりふりかまわずに占領政策を行っていました。
この占領政策の核心である、GHQのマインドコントロールは、アメリカを基本的に「善」として、日本の行ったことは基本的に「悪」とするもので、戦争で亡くなった日本人と、生き残った多くの日本人に汚名を着せるものでした。しかし、当時の日本人の過半数は、和平実現のために潔く負けを認め、汚名を着せられることに甘んじたのです。だから、日々を生きることに集中出来た。それによって、日本は奇跡的な経済復興を遂げたのです。しかし、大局的な事実を知らないがために、マインドコントロールをまともに受けた人々と、それを利用する左翼指導者によって、マスコミや世論は捻じ曲げられて、現在も残る自虐史観は完成されたのです。さらに、内省的な日本人の自虐史観につけこむ中国・韓国・北朝鮮は、いまだに、日本に対して「たかり」を続けているのです。この自虐史観の原点が、GHQによってつくられたラジオ番組「真相箱」です。
本書は、ラジオ番組「真相箱」の台本をまとめた書籍「真相箱」に対し、櫻井よしこさんが説明と論評を加えたものです。桜井さんはどのような相手であろうと、常に是は是、非は非という態度で臨まれる優れたジャーナリストだと思います。彼女のような本物のジャーナリストは、我々に事実を正確に伝えることを仕事としています。ここで注意すべき事は、伝えられる側が勘違いをして、まるで、政治家のアピールのように受け取ってしまって(自己マインドコントロールに陥ってしまって)、過剰な反米感情や、過激な反大陸感情を持たないようにすることだと思います。彼女は、事実を冷静に伝えているだけなのです。こちらも、冷静に受け止めましょう。
『真相箱』に「GHQの嘘のつき方」をみる
(2004-06-27)
思うに、『真相箱』が日本人に信じ込ませたかった嘘の最たるものは「日本『国』の『無条件降伏』」である。なぜなら、「日本が国家として無条件降伏した」という前提でのみ、日本国憲法の起草・押し付けをはじめとする米軍の恣意的な占領政策は少なくとも国際法的に合法と解釈しうるからである。無条件降伏でない以上、米軍の占領は国際法の定めるところの「(条件履行を監視する為の)保障占領」であって、占領軍は非占領国の政府、行政機構、法律その他を尊重する義務がある。GHQの7年間の占領政策はどれをとっても「国際法違反」の疑いを免れず、どう贔屓目に見ても「行き過ぎ」であることは間違いない。
だが実際には、GHQの用意周到・徹底した検閲によって、日本「無条件降伏」論・東京裁判・新憲法など占領政策への批判は完璧に抑圧された。占領軍によってもたらされたと誰もが信じた民主主義の根幹「言論の自由」は、事実上蹂躙されていた。
しかしながら、GHQの検閲がいかに完璧にみえても所詮は嘘の塊、ポツダム宣言がいかに人道的かつ非懲罰的な『降伏条件』であるかを強調していることなど、この『真相箱』にもあちこちに綻びが見える。
桜井氏の言うとおり、無条件降伏か否かということは、この国の主権を失うか否かというほどのことである。そして敗戦当時、日本の主権は天皇にあった。主権維持=天皇の地位の保存が日本の指導者達の絶対条件であったことは当然である。左翼の「天皇だけが助かる為に国民を蔑ろにした」などという批判は的外れである。
GHQの占領政策はプロパガンダの上に成立していた。その事実を直視するなら、そこから生まれた歴史観・天皇観にも(少なくとも)再検証の必要があることには疑問の余地はない。

