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佐々木 俊尚

小学館

グループ:Book

ランキング:237033

価格:¥ 1,470

ポイント:14 pt

発売日:2005-04

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“教祖”降臨―楽天・三木谷浩史の真実

カスタマーレビュー

ホリエモンが出ている  (2008-01-14)
堀江貴文被告となっていないことが出版されてからの月日の流れをあらわしている。
10人のネット企業家を紹介し、その人間の経歴、会社が大きくなっていく過程を詳細に書いている。堀江貴文をはじめ、楽天の三木谷浩史、ソフトバンクの孫正義、サイバーエージェントの藤田晋など一躍時代の寵児となり、今尚活躍中の企業家(ホリエモン除く)を描いている。一人ひとりの詳細な経歴、会社を興すに至った経緯、会社をおこしての苦難など多様な切り口で人物、会社を観察しこれを読むことによりネット社会が起こしたヒルズな人たちのことがまとめて分かる。
この本が出版されて早3年。ここに紹介された人物の栄枯盛衰が連日報道されている。
それだけこの業界はスピードが速く移り変わりの激しい世界なのであろう。凡人の私は、いくら世間が水物など形容しようが憧憬の眼差しで見つめてしまう。

榎本大輔  (2005-07-16)
2001年ごろだっただろうか?
ネット上で榎本大輔とは何者?という議論が起こった。
2ちゃんねるの陰の出資者と噂され2ちゃんねるの管理人だった西村博之がコンサルタントとして籍を置く会社PRO-Gの社長。
この男のナゾの解明こそが日本のインターネットのナゾを解明するとも考えられ、2ちゃんねる研究の管理人zenhitei氏が何よりも欲しかった日本インターネット界最大のナゾであり、この人物と接近することがポスト2ちゃんねるを狙うネットコミュニティの管理人たちの最大のキーだった。
榎本大輔氏はこの後になんとPRO-Gをあのホリエモン率いるライブドアに売却、自らライブドアのナンバー2となり日本に数々の火種を残すことになる。
しかしその存在はあいかわらずナゾであった。
しかしなんとまあついにこの筆者はついにその榎本大輔との接触に成功。
彼との独占取材に成功している。
他のネット企業家に関連した章なんてどうでもいいぐらいこの人の章は貴重だ。

ま、最近は榎本大輔氏も引退して「100億使う遊び術」というふざけたブログをやっているわけだがね。

ついでに楽天の三木谷が最初に創った会社の本社がうちの近所のマンションだと知ったのも小さな発見だった。

一途な思いと視座の高さ  (2005-07-12)
取り上げられているヒルズな人たちは、発想のスケールだけでなく、視座が、常人とは明らかに異なることが、この著から、よくわかります。思考のステージの高さが異なるから、広い範囲で物事が見える、従って先が読めるということが、よく描かれているように思います。
特に、オーケーウェブの兼元謙任氏の、お互いに人の役にたち合う世の中にしたい、知的資産を構築したい、誰もが世界平和に貢献できる世の中にしたいという、ある意味で、誰もがかつて幼少時に一度は思ったことがあるかもしれぬ純粋な思いを持ち続けながら、それをひたすら一途に実現し続けてきた経営姿勢には、胸を打たれました。
純粋に思いを遂げ続けてこそ、その思いを軸に、視座の高低が変動し、結果として視座を高めるのではないか、そんな思いがよぎりました。
その意味で、登場人物はいずれも、その方向性は別でありながらも、その思いを持ち続けているとう点で、出色だと思います。

いかにして勝ち上がったか  (2005-07-10)
「ヒルズな人たち」は決してヒルズに住んでいる人、働いている人のことではなく、勝ち組IT企業の経営者たちのことです。

ヒルズな人たちは資産や年収などがクローズアップされることが多いが、楽をして今の地位を得たわけではなく、働いて働いて勝ち上がったのだ。
その決して平坦ではない、まるでジェットコースターのような波乱万丈の人生、10人のITを代表する経営者の話をさらりと読めます。

今度はひとりひとりをもっと突っ込んで書かれているものを読んでみたくなりました。

未来へのまなざし、本当の戦い  (2005-04-27)
六本木ヒルズに集う人たちは戦っている。知性と動物的な勘を頼りに、本当の戦いを勝ち抜き続けている。これは、六本木ヒルズに集まる人々の人生や人間関係を、単に賞賛の目を持って称えるという内容の本ではない。彼らが如何に人生を勝ち抜いてきたか、如何にしてヒルズという場所に集まってきたかという物語を語っている。確かに、著者の言うようにヒルズに集まる人々は似たようなにおいがある。彼らの前には以前、そこへ至る道筋はなかったのだ。彼らは例外なく戦い、勝ち、または破れ、さまざまな戦いを経験してきている。苦難とは書かない。「苦難」という言葉は21世紀には滅びる言葉かもしれない。彼らは戦うがそこに悲壮感はないのだ。彼らの武器は知恵と論理、そして動物的な勘だ。21世紀初頭、ITは生活にとって欠かせないものとなった。この新たな生活のインフラを縦横無尽に活かし、勘定に素直に生きる。ここにきて本当に日本に、ルールに則った正々堂々とした人が勝つ時代が訪れたと思う。彼らのまなざしは日本の未来を明るく照らす。

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