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小学館
グループ:Book
ランキング:268946
価格:¥ 1,254
発売日:1987-09
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カスタマーレビュー ![]()
美しくも残酷な舞台の思い出に浸る
(2008-09-28)
本書には戯曲とともに、多数の写真が収められていて、それを眺めていると、
あの美しくも残酷な舞台の思い出に浸ることができる。
また巻末に、萩尾望都のエッセイと、萩尾・野田の対談が掲載されているのもうれしい。
この二人の共同作品が、どのような過程を経て創り出されていったのか、その様子を
楽しむことができる。萩尾が『1/2(マリア)+1/2(シュラ)=2/4(ふたご)』という方程式を提出し、
野田がそれを自由奔放に膨らませ展開してゆく。コラボレーションというものの醍醐味を
少しだけ味わった気にさせてくれる。
自分自身が生きるために最愛の人を犠牲にしなければならない、という主題は、
野田秀樹の作品にしばしば登場する。たとえば、高校三年の文化祭で上演したという
「ひかりごけ」(ユリイカ (第33巻第7号6月臨時増刊号) 野田秀樹 所収の宮城聰エッセイ参照)、
夢の遊眠社の初期作品である二万七千光年の旅。 そして「半神」。
そういう読み方を楽しんでみた。
美しすぎる残虐
(2000-11-10)
野田と萩尾のコラボレーションは、おそらくどちらのファンの予想も裏切ったものであった。萩尾の持つはかない物語に野田の雄々しい言葉と動きが加わった。それは恐ろしいまでに残虐で、美しすぎた。私は野田の戯曲の中ではこの「半神」が最高傑作だと思う。

