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板井 圭介

小学館

グループ:Book

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価格:¥ 1,260

発売日:2000-07

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カスタマーレビュー

汚れた国民栄誉賞  (2005-06-12)
プロレスの場合、客もマスコミもほとんど真剣勝負でないショー(八百長とは違う)と認識したうえで楽しんでいる。
だからプロレスの暴露本など出した元レフリーがいても「今更何言ってるの?」って感じだった。
だが、大相撲は違う。八百長は断じて許されない。プロレスは民間企業のイベントだが、日本相撲協会は財団法人であり、国の保護を受けている。すなわち国民の税金が使われている組織なのだ。
プロレスと同じ台本のあるショーだとしたら詐欺もいいところだ。

本書で八百長力士の代表格であった板井が実名をあげて告発している。加えて日本外国特派員協会でも告発会見を行っている。
実名まであげて具体的に八百長の方法まで暴露されながら、相撲協会は八百長の存在を否定をした。
板井の発言が嘘なら名誉毀損なのだから、正々堂々と裁判で白黒つければいいだけの事。しかしそれはやらない。
この事実が八百長の存在を認めているようなものだ。

八百長で大記録を作った千代の富士をはじめ、現在の親方衆はほとんどが八百長経験者だ。弟子に厳しく言えるわけがない。
完全にガチンコを貫いて22回も優勝した貴乃花だけが孤高の存在に思える。
兄弟対立など土俵外での評判は悪いが、こと相撲に関しては貴乃花は妥協を許さない人だろう。
貴乃花部屋からの改革に期待したい。

相撲の裏側を知るだけで、テレビの相撲が面白い。  (2005-05-31)
相撲嫌いな人はここを読まないでしょうが、なんとなく相撲を見はじめたり、昔ちょっと見ていた人に薦めたい一冊。
相撲の勝ち負けがプロレスみたいに決まっている?
優勝する力士は10日目過ぎると実はわかっちゃう?

こんな時期があったことを教えてくれます。そして、今でもあるということを教えてくれます。

八百長だからつまらないわけではないことは、プロレスを見ればわかること。
ではどうすればいいか?正確に判断できる「眼」を養うことです。
これを読むだけで、リアルな格闘技としての相撲がわかり、その結果として怪しい一番がわかるようになります。それも含めてそれはそれこれはこれで楽しめます。八百長でも、さあどんな展開で楽しませてくれるのかと思えるし、ガチンコならハラハラドキドキそのままです。
ずっとリアルファイト、ずっとストーリーどおりでなく、グレーで混ざり合うからこそこんなにも相撲は面白い!

よくぞやってくれました  (2004-06-26)
引退力士がよく出すタイプの(往々にして時間とお金の無駄になってしまうだけの)美化自伝を読むくらいならいっそこの本を読んだ方がいいかも、と思ってしまいました。当事者でなければ知りえない当時の相撲界の現実がよく書かれていると思います。説得力(と筆力)のある一冊だと思いました。相撲を見るときの新しい見方と問題意識を与えてくれるかもしれません。

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