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小学館
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発売日:2005-03
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スポーツ本じゃない…
(2005-06-20)
ビジネス本として手に取るべき本だと思う。
反町監督のインタビューこそあれ、この本の大部分を占めているのは、いかにしてビジネス組織としてJ1、アルビレックス新潟が形成されていったかに主眼が置かれているからだ。
それも単なる営利組織としてだけではない。「地域に密着した」「地域と連動した」という、ありきたりすぎて手あかにまみれながらも、実際には実現の困難な、これらの言葉を真に実現した希有のケーススタディとして、この本は読まれるべきである。
もはやビッグ・ビジネスに成長してしまったアルビレックス新潟だが、「地域」に根差したビジネス・モデルとして、その成長過程は、新たに起業を目指そうという人間の手本たりえる。その成長に関わった人たちは、ゲリラ的なマーケティングを駆使し、泥臭い足を使って稼ぐという方法を使い、不毛の土地にスポーツ・ビジネスを定着させたのだから。大都市でありきたりなマーケティング、ありきたりなビジネス・モデルに乗っかってるだけじゃ、ダメだぞ、おい…という呼びかけが、本書からは聞こえてくる。
コミックスと文章がほとんど重複してしまっている点で、自分はやや評価を落とすが、関係者のインタビューを中心に構成した迫真のビジネス・ドキュメンタリーとして優れた一書である。
満員のスタジアムと家族のふれあいの場所
(2005-06-14)
アルビレックス新潟というチームは、もはや単なるサッカーチームではない。
満員のスタジアムが異空間となり、アルビレックスを通じて家族とのふれあいをもつ、地域の人と人をつなぐ役割を果たしている。
これまでの業績において、アルビレックス会長の池田弘氏は、地域貢献を最大の経営理念とし、これまでと違った視点から生まれるオンリーワンのサービスを、ネットワーク効果を前提とした密度の濃いコミュニケーションによって提供してきた。
経営理念、オンリーワンのサービス、そしてサービス提供の方法とその前提となる効果の4つの切り口からとらえると本書は理解しやすいはず。

