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小学館
グループ:Book
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価格:¥ 610
発売日:1996-03
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カスタマーレビュー ![]()
最大の敵の影
(2007-08-10)
シリーズ第六作。シリーズも終盤に差し掛かり、豪士の最大の敵、日本人テロリストの影が見え始める充実感溢れる作品。
「見えざる敵」は竹薮での戦闘が焦点だが、本作で上述の日本人テロリストの影が見え始める。「シエラ・ネバダの特訓」は革命兵達に厳しい訓練を施す豪士とそのリーダとの心の触れあいを描いて秀抜。「キッドナップ・ラプソディー」は前後編を用いて、幼児誘拐を軸に、元フットボーラの魂の復活を描いた佳作。「ラインの蘇生」はライン川の汚染を防止しようとする市民団体のリーダの妻と、企業に雇われた夫との対立を、豪士直伝の"山嵐"を用いて吹き飛ばした妻とその後の夫婦の"蘇生"を描いて泣かせる。「湖上の男」は珍しく戦闘シーンがなく、代わりに湖での"幻の大魚"を対象にした釣りの話を通して、人生にとって何が大切かを訴えたもの。「死神の死」は傭兵の業を語った物悲しい作品。そして、最後の「ジェフリーの災難」で、あの日本人テロリストが顔を出すという趣向。
作品がバラエティに富んでおり、どの作品を読んでも充実感と爽快感が味わえる。感動が溢れていると共に、次作以降の日本人テロリストとの本格的な対決を期待させる快作。
アクション&インテリジェンス
(2007-04-03)
テイスト的には『マスターキートン』と『エリア88』等の新谷かおる作品の中間、と言ったところ。犯罪者・テロリスト・裏組織たちと繰り広げる闘いは、恐らく正確な知識と調査に裏づけされたものだろう、リアルな感触を持って描写されていて、そこが安易な『戦場モノ』とは一線を隔している。この巻ではとくに戦いの凄惨な経験によって人間性を砕かれ犯罪者に成り果てた男のハナシが秀逸だった。ただラストシーンは多少スッキリしない締めくくりだった。まあ、そこを含めても☆5の価値は疑いようもなくある。
戦場に何を見る
(2007-01-04)
銃撃や爆発の場面が多く暴力的なのは表面だけ。戦う理由、テロリストたちの信念など単純に観るだけでは終わらない作品。
マスターキートンと並ぶ逸品です。惜しむらくは豪士の過去や最大の敵であるテロリストの具体的な描写がないこと。提示しておきながらどこかスッキリせず終わってしまったのが残念でした。
やっぱり楽しい
(2005-01-23)
高校生の時に始めて読んで興奮しました。久しぶりに手にとってみると、やっぱり今読んでも楽しかった。イギリスSASの元隊員で現在は護身術のインストラクターをしている日系人が主人公で、さまざまな顧客からの依頼をこなしていく短編集。依頼の種類が多岐に渡っていて面白い(個人的復習や探偵的な仕事、国家的危機への対処などもろもろ)。ショートショートのように短い話もあれば、複数回に渡って続く長い話もあり、シリアスなものからコメディタッチのものまで、いろいろな感触の話を楽しめる。セリフや背景説明がとても多いですが、それがまたこのマンガの楽しみでもあります。

