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工藤 かずや
浦沢 直樹

小学館

グループ:Book

ランキング:140473

価格:¥ 610

発売日:1996-01

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カスタマーレビュー

バラエティに富んで増々充実  (2007-08-05)
シリーズ第三作。元傭兵と言う豪士のキャラクターもすっかり定着し、本作はバラエティに富んだ魅力ある作品に仕上がっている。

「フォルショー通りの決闘」はパリの娼婦達とDSTの闘いを描いて爽快。闘いの合い間に、普段はライバル同士の娼婦グループの連帯を挟んであるのも巧妙。それにしても、豪士はこうした女性達に良くモテる。「1979年の栄光」は豪士が傭兵を辞めた理由が明らかにされる貴重な作品。傭兵という存在の儚さも上手く描かれている。「シャルロットの贈り物」は軽めの作品。お嬢様にもモテる豪士が羨ましい。「ドッグ・ウォッチ」は本作中でと言うより、シリーズを代表する作品。豪士の"戦友"、爆発物検出犬アーサーの高潔な姿には涙を誘われる。「フリードリッヒの狼」は仕掛けの奇抜さで闘いの面白さを感じさせる、本作では珍しい作品。「カシードラルの遺産」は大人になってからも続く幼馴染の争いを描いて楽しい。

こうして見てもラインアップがバラエティに富んでいる事に感心する。深刻な戦闘ものから、笑いを誘う軽いストーリーまで自在に描き分ける作者の手腕は卓越している。文句なく楽しめる快作。

ゴルゴ13と比べて  (2007-02-13)
このマンガはゴルゴ13の元傭兵バージョンと思った。基本的に短編集。MONSTERを読んで浦沢ワールドに感銘を受け、昔パラパラとしか読んでなかった本作品をマジメに読み返した俺の感想としてはこんなもん。主人公がインパクト弱い。バトルフィールドに生きる男のヤバさみたいなものがあまり伝わって来ない。なんか普通の体育会系のいいお兄ちゃんみたいなキャラだし。それならゴルゴ13の寂獏とした世界観の方が俺的にはいいな。テロリズムを扱った作品という意味で着眼点は面白いんだけども、アメリカ政府を軍人たちがクーデターしようとしたりする話とかは正直リアリティーが感じられなかったな。

やっぱり楽しい  (2005-01-15)
高校生の時に始めて読んで興奮しました。久しぶりに手にとってみると、やっぱり今読んでも楽しかった。イギリスSASの元隊員で現在は護身術のインストラクターをしている日系人が主人公で、さまざまな顧客からの依頼をこなしていく短編集。依頼の種類が多岐に渡っていて面白い(個人的復習や探偵的な仕事、国家的危機への対処などもろもろ)。ショートショートのように短い話もあれば、複数回に渡って続く長い話もあり、シリアスなものからコメディタッチのものまで、いろいろな感触の話を楽しめる。セリフや背景説明がとても多いですが、それがまたこのマンガの楽しみでもあります。

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