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藤子・F・不二雄

小学館

グループ:Book

ランキング:33777

価格:¥ 590

発売日:1995-07

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カスタマーレビュー

不滅の短編集  (2008-10-13)
この本をはじめて読んだ人の多くは、この短編集に載っている作品のほとんどが
今から30年以上前に描かれた事に気づかないだろう。
それが当時の社会を風刺したテーマであっても、なぜか古く感じない。

藤子F不二雄作品のキャラクタは、
明晰で常識的な一般人をデフォルメしているため
時間の経過と共に色褪せるということがない。

したがっていつ読んでも常に読みやすく、理解しやすい。
とはいっても読み応えもあるし、何度でも再読に耐えうるSF(少し不思議)要素も満載だ。
解説にもあるように、まさに血肉を持った短編集といえるだろう。

藤子さんの異色作品  (2008-08-21)
藤子さんの代表作と言えば大概の人は『ドラえもん』と答えますよね? まあ、『ドラえもん』確かに名作ですよね。
けど、僕はこの異色短編集も中々の名作だと思いますよ。 中でも『間引き』と『ミノタウルスの皿』は個人的に印象が強いです。
けど、そんな中にも意外と恋愛系の話もあります。結構おもしろいので読んでみてください。

人間の果てない欲望と現実  (2008-08-02)
読後の感想としては、手塚治虫の「火の鳥」や「七色インコ」、石ノ森章太郎の「009」の哲学パート(物語が崩壊した部分)を読んだときと同じ様なドロドロとした何とも言えない気分に襲われました。なんというか見たくないものを見てしまったような…。
とても「ドラえもん」を描いた作者とは思えない、すこし不思議というようなレベルじゃないですねこれは。間違いなくとんでもなく不思議なレベルです。
今でも一頁開くことに少し気合いを入れないとこの本から出るどこまでもネガティブなオーラにやられてしまいそうです。絵がグロイとかそういうものではなく、人間の深層心理の醜さをこれでもかと描いてますので何回読んでもページを開くのを躊躇してしまいます。
僕がまだ物語に救いを求めているせいもあるかもしれませんが…。面白いのは確かですが、
う〜ん、早く大人になりたいものだ。

どの話もおぞましい  (2008-04-16)
この巻に入っている話はどれもぞっとするようなものばかりです。なぜか?どの話も現実的に
ありえないけどありそうなものばかりです。特に「間引き」 「コロリころげた木の根っこ」など絶対現実的にあるだろうという話です。藤子さんは観察力、先見性がものすごいあるのだなーと思ってしまいます。ここに紹介した2作品の他にもお勧めの話が多いです。
「自分会議」 「ミノタウルスの皿」 「ヒョンヒョロ」 「わが子・スーパーマン」です。

全てが完璧です。  (2006-12-15)
 まだ学生の頃、弟が買ってきた、同タイトルの作品を読んだ時、ものすごく衝撃的でした。読後、お腹の中に、ドロドロした嫌悪感が残って、でも、とても印象に残っていました。当時は多分、まだ子供だったので、大人社会を渡って行く上での複雑さ、難しさ、せつなさが解らなかったため、良く言えば純情だったので、そのような感想を抱いたのでしょう。現在、改めて読んでみると…結果思ったのは、今起こっている社会問題を、何故にこの次期にこうまで描けたのか!という驚きでした。読後、嫌悪感はありませんでしたが、深く考えさせられました。一番身近なのは、「間引き」という作品ではないでしょうか。まわりから、どんどん、様々な愛情が無くなっているというこの現実…

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