アイテム詳細
小学館
グループ:Book
ランキング:26800
価格:¥ 620
発売日:1999-07
通常24時間以内に発送
このページのURLは
http://www.shikencho.com/shop/asin/Books/4091912540/
この商品を買った人はこんな商品も買っています。
カスタマーレビュー ![]()
正直1巻は読み通すのがつらかった
(2008-03-26)
説明が少なく、伏線らしきものしかない1巻は正直おもしろくなかった。
SFはあまり好きではなかったし、途中でリタイアしようかとも思ったが
まさか萩尾望都さんがこのままでは終わらないだろう。。。と耐えてみたら
2巻の途中から話はダイナミックで奥のあるものに。
さすが・・・。
この内容がかなり昔に出ていたというのはすごい。
今は漫画家が昔より多いからあまり言われないが、もしも彼女があとひとまわり
上の世代だったらば、手塚治虫と同じれ別で扱われていたかもしれない。
究極の実験文明で繰り広げられるロマンス
(2005-05-03)
多分遠い未来の地球、ドームで保護された都市以外は不毛の砂漠。その都市の住民も砂漠の民もみな男ばかり。市民に子供を授ける「マザ」はすっかり年老いて、最早新しい子供は生まれない。そもそも何故世界はこんなに男ばかりで不毛(マージナル)なのか、市民は誰一人知らないために、既存の秩序を頑なに守ろうとしたり、「マザ」を暗殺しようとしたり、あるいは外界から警告を発するために訪れたり。大きな流れはその謎解きなのだが、それを巡る人間模様のエピソードも、大きなドラマに花を添える形で、最早お見事という他はない。「百億の昼と千億の夜」「スター・レッド」で描かれた管理文明の究極形態。
「神」や「性」を管理する人工社会
(2004-07-04)
「神」や「性」すらも完璧に管理された人工の中世社会に生きる人たち、男ばかりの特異な世界ですがとても説得力があります。
かたや宇宙から見下すかのように繁栄を誇る、しかし<汚染された地球>から逃げ出した人々
その狭間で生まれた少年キラが、はからずも地球再生の鍵となっていく・・・
キラを動かすものはグリンジャとアシジンへの愛情
生きる意味は死の意味ともなってキラを生命の源へと誘います。
ミクロな人工社会のほころびが、地球というマクロな問題への突破口となっていきます。
いつもながら萩尾先生の鮮やかなストリー展開に驚きです。
神のように君臨しながら不完全な肉体を持つメイナードの嫉妬、
そのメイナードへの報われない愛に涙するナースタス…。結局「物質」や「繁栄」で満たせない「心」が人を、世界を動かしていきます。
本当に絵がきれいですね。デッサンや構成の完成度に魅了されてしまいます。
男性だけの不毛の社会に登場したドリーム・チャイルド
(2000-11-16)
地球は環境汚染により不毛の地となり、女性が生存できない男性社会となってしまう。中世のアラブ世界を思わせる世界となった地球は、民間会社の管理化に置かれ操作されている。宗教的シンボルであるマザーに精子を提供し、自分の子供を得る(実は地球外の人間社会の女性が提供した卵子による人工授精)。ウーマンは伝説上の存在だ。
その社会に不法な遺伝子操作により地球でも生存できる女性性も備えた両性具有としてのキラが登場する。「夢をかなえる」ために生み出されたキラがかなえる夢とは・・・。

