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アイテム詳細

浦沢 直樹
手塚 治虫

小学館

グループ:Book

ランキング:-

価格:¥ 1,800

発売日:2004-09-30

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カスタマーレビュー

ノース2号  (2006-12-28)
原作もTV放映もリアル・タイムで見た世代。
当然の事ながら原作「地上最大のロボット」DVDも所有。

原作とほぼ同じインパクトを持った「ロボイド」も思い出した。

素晴らしいストーリー・テラーである事を実感する。

ノース2号のエピソードは秀逸。

思わず涙腺が緩む。気持ちを取り直してもう一度。

やはり駄目。目に涙が溜まるのを抑えきれない。

娘が不思議な顔をしてこちらを見る。微笑む。

しばらく読み進む。モンブランのエピソードでまたも
決壊する。娘が呆れた顔をする。

卑怯である。こんなやり方は。

原作の鉄腕アトムは勿論、「PLUTO」を次の世代に読み伝えて
いける事は幸せだ。

余談ではあるが西原理恵子女史が、この浦沢版「PLUTO」へ
向けて「営業ものがたり」という著書の中でで「うつくしいのはら」
という作品を執筆している。
西原版「PLUTO」とも言えるこの作品に、もう一つの「PLUTO」の世界観の
真実が描かれている、と言ったら過激であろうか。

2006年12月現在、既04号がリリースされ、遂にアトムが!

ゲジヒトはPLUTOと何の関係があるのか?

イプシロンは自分を制御出来なくなるのか?

イプシロンが本来仕事としている孤児院の子供達は?

謎は謎を呼び、05号のリリースまで我慢をし続けなければならない。

卑怯である。こんなやり方は。


世界水準の21世紀名作漫画  (2006-10-14)
本書は、手塚治虫の「鉄腕アトム 地上最大のロボット」と2in1になっており、「廉価版」も出ているが、この「豪華版」ではその価格差以上のものが得られるだろう。浦沢は手塚治虫の名作を現代向けにアレンジする作業を本書で試みている。だからこの二作をいっしょに読むことで、オリジナルに忠実なところはどこで浦沢の創作部分はどこなのかが理解できるのだ。
もっとも本書の味わい方はそんな部分にとらわれないことでもある。作画の素晴らしさ、展開のセンス、物語の深遠さも漫画作品として第一級。オリジナル作品ではなく「原作」がある作品にもかかわらず、ここまで素晴らしくカバーしていく試みはおそらく他に例がないのではないか。アトムを知っている世代にも知らない世代にも感動させる世界観を作りあげ、漫画をここまで文化的なエンターテイメントに成長させた浦沢の偉業は画期的である。「21世紀の名作」を生んだ浦沢に拍手を送りたい。
雑誌掲載時と同じB5判の特大サイズ。雑誌掲載時のカラーをすべて再現。ぜひご一読を。

「モンスター」のテイストを引き継ぐ「プルートウ」  (2005-10-06)
読ませていただきました。一言、「こりゃ面白い」。
最初、この01巻の表紙の目つきの鋭い人(ロボット)、悪役かと思ったんですよ。
しかしこの方が、物語の進行役ともいえるドイツのロボット刑事ゲジヒトさんその人だったんです。
(これぐらいのネタばれは良いよね?)
ちなみに02巻に写ってるのは浦沢版アトムはん。ずいぶんとかわいらしいですな。
最初は手塚版アトムと同じ顔の設定だったそうですが、手塚氏の息子さんに、
「父に気を使う必要はないですよ。どうせやるなら浦沢さんのオリジナルで・・」
とダメだし&希望があったらしく、このようになったとか。

手塚版がどこかあっけらかんとした軽さと子供だましのくだらなさ
(正直、手塚版は子供向けで大人が読むには抵抗がある)を感じるのに対し、
浦沢版はものすごく大人向けにアレンジがきいています。
ひねりがきいていて、ビターテイストになり、大人受けがします。
「モンスター」もそうでしたが、サスペンス調の演出が良いですね。

ちなみに兵庫県・宝塚にある手塚治虫記念館に行ったときに、
手塚氏の学生時代の医学関係(解剖など)のスケッチとか、蝶々のスケッチとか見たんですが、
図鑑と言うか、写真みたいな絵を描く人なんですよ。
「えっ!これがあのへたうま(失礼!)な漫画を描いた人!?」って思うぐらい落差がありますね。
全然タッチがちがう。つまり手塚氏は確信犯だったわけですね(笑)。
あれをみて私の手塚氏に対する評価が大きく変わりました。
「あー、わざとへたくそな絵柄にしているのか…」と。

話がそれたが、「PLUTO」。これは買いですよ。面白いです。
そしてどうせ買うなら手塚氏のオリジナルが付属し、絵も大きい豪華版だと思います。

漫画が原作のマンガ?  (2005-08-04)
 手塚治虫の『鉄腕アトム』の中の1編、『地上最大のロボット』を原作として、浦沢直樹がマンガを描く。最初それを聞いたとき、どんな作品になるのかちょっと想像できなかったが、たとえるなら、手塚治虫の作品は映画であり、本作はそれを膨らませた(単に長くしたという訳ではない)小説またはテレビドラマであった。
 手塚治虫の漫画は、内容が濃い。テンポが速い。あれだけの量の漫画を描いていて、しかも内容が濃いのだから、本当に次から次へと描きたいテーマ、アイディアが溢れてくる、才能のある人だったんだなあ、と思う。
 『地上最大のロボット』も、ページ数にすれば、180ページしかない。しかし、そこに詰め込まれた、ロボットとは何か? 強さとは何か? といったテーマは深く、エピソードは多い。
 読者一人ひとりが、コマの間に、ページの間に、自分なりのドラマを想像する余地がたくさん残されているのだ。浦沢直樹もそんな読者のひとりであり、『PLUTO』誕生に至ったそうだ。
 『PLUTO』は、『地上最大のロボット』を原作としているが、同じ物語ではない。まったく別の物語として楽しめるし、結末も違うものとなるかも知れない。
 原作では主人公であるアトムが、この第1巻の最後に登場する。「君が…… アトム君だね?」「はい」 ゾクゾクする終わり方である。
 【豪華版】は、雑誌と同じ大きさで、雑誌掲載時のカラーをすべて再現、浦沢直樹と手塚眞の対談も収録されている。そして、手塚治虫の『地上最大のロボット』が、付録として付いている。

職人芸  (2005-08-01)
現代マンガのトップをひた走る作者の、培った技巧をつぎ込んだ作品。
丁寧なドラマつくりは見事。
手塚の作品と読み比べると面白い。
どちらがいい悪いではなく、時代の違い、マンガ技術の進歩、物語に対しての考え方など、見るべきところが多い。

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