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浦沢 直樹

小学館

グループ:Book

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価格:¥ 509

発売日:1996-08

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カスタマーレビュー

泣いた‥  (2007-07-21)
五杯目の砂糖という話がこの巻に収録されているのですが、本当に感動しました。泣きました。人間というのは本当に不思議な生き物ですね。ほんの些細な事で今までの自分を変える事ができるんですから‥。ぜひ多くの人に手に取って貰いたい作品です。

トルコと日本の関係についてぜひ予備知識を  (2004-11-10)
 “モンスター”ヨハンを知る人物を追ってフランクフルトへ赴いたDr.テンマ。第4巻では極右勢力がヨハンをヒトラーになぞらえて崇拝している様子が描かれます。

 最近はあまり報道されなくなってしまいましたが、90年代初頭のドイツではトルコ人を中心とする外国人労働者へのhate crimeが頻発していました。加害者の多くはネオ・ナチとよばれる極右青年たちの組織で、低賃金でも働く外国人労働者が彼ら若者たちの職を奪っていると主張して外国人排斥を強く求めていたのです。
 第4巻で描かれているようなトルコ人街の焼き討ち事件は実際に発生していて、多くのトルコ人の子供たちが犠牲になりました。

 137頁でトルコ人街の長老が日本びいきであることをにおわせ、Dr.テンマに信頼を寄せる場面があります。その際、太平洋で座礁したトルコ海軍を日本の乃木将軍が助けたことがあると言っていますが、これは史実と多少異なると思います。

 トルコで乃木希典や東郷平八郎の名が知られているのは、日露戦争でロシアを破った英雄と考えられているからです。当時のトルコとロシアは敵対関係にあり、そのロシアを極東の日本が破ったということはトルコで驚きをもって迎えられたのです。

 一方、太平洋で座礁したトルコ海軍を助けたというのは、明治時代の1890年に和歌山沖でトルコ海軍のエルトゥールル号が難破し、地元の日本人たちが献身的に救助や看護にあたったという事件のことを指していると思われます。

 この事件に対する日本への感謝の念がトルコに根強く残っているのは事実で、1980年代のイラン・イラク戦争時には、イランに取り残された邦人を救出するため、トルコの航空会社が危険を顧みずにわざわざ飛行機を差し向けたというエピソードが有名です。

 若い読者にはぜひこうした知識も持った上でこの物語を味わってもらいたいものです。

ヨハンは二人いる。  (2002-07-28)
この作品を読んでいると映画を観ているような気分になります。しかも映画なら二時間ぐらいに短縮されてしまうがこれはもちろん短縮されません。なんとなく手塚氏を思いだして、いいです。

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