アイテム詳細
集英社
グループ:Book
ランキング:6722
価格:¥ 600
発売日:2005-05-20
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カスタマーレビュー ![]()
温かな心の通い合いに触れる短編集
(2008-02-19)
目に見える表面的なものよりも大事なものがあるのではないかと気付かせてくれる作品。
弱さも強さも一長一短で相手の想いを素直に受け止める気持ちの余裕が必要だという事を学びました。
短編も、秀作。
(2008-01-05)
昨年からマイブームの作家。
短編集。
どの話も、
精神を病んだ人の物語。
しかし作者は、
その病を、
異端扱いしない。
まだまだ社会は、
精神の病に対して、
差別と偏見に満ちている。
そのことが、さらなる悲劇を生み出している。
どの物語も、
作者の優しさに満ちている。
なかなか癖のある物語ですが、
作者のこだわりがつまっています。
痛かった
(2007-11-23)
全編に病的なものが関係してます。
のっけから主人公のオジサンの病気が私と同じで・・・私は好きになった人にも、他の人にもこんな仕打ちはしませんよ(>_<)
これは、個人の性格です。
いい話もあるし、悲しい話もありましたが、私的にはイマイチだったかなぁ。
なんか痛かったです。
人間の弱さと、著者の優しさを感じる
(2006-11-03)
本作に収録された4編は、それぞれ最小限度の登場人物しか登場しない。そして、その最小限度の登場人物が、それぞれすれ違い、傷つく、という様を描き出す。
妻の言った些細な言葉から、娘を虐待しているのではないか? と疑心暗鬼に陥り、すれ違って行く武史。心の病と戦いながら、結婚への準備を進めるも、妊娠という「うれしい」はずの事態で距離を感じてしまう香苗。目の前で死んだ男とその妻の心を考え、それによって恋人とすれ違ってしまう浩之。皆、些細な事件ではある。しかし、些細な事件であるからこそ、すぐそばにこれらのことが感じられるし、また、身近な存在であるからこそ、互いに傷つけ合ってしまう人間の弱さ、愚かさ、不器用さ…なんていうものを感じずにはいられない。
ただ、本作の良さは、それだけで終わらせないところだとも思う。それぞれ人間の弱さなどを感じさせる。しかし、それで終わらず、必ず皆、何らかの形で救いの手が差し伸べられる。そんなところに、「弱いところがあったって良いんだ」というメッセージ、そして、著者の「優しさ」を感じるのは私だけだろうか?
天童荒太の源
(2006-01-21)
人は皆が上手く,賢く生ることができるわけではない.それでもみんな必死に生きている.上手く生きられないことを嘲る権利は誰にも無い.生きていることは,それだけでも美しい.むしろ,上手く生きられない人たちの人生にこそ,一際輝く瞬間が秘められているのかもしれない.天童荒太はそれを書くことの出来る作家だ.

