アイテム詳細
集英社
グループ:Book
ランキング:101362
価格:¥ 1,200
発売日:2005-01
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カスタマーレビュー ![]()
カレーは辛い、されど甘い。
(2008-08-08)
カレーの包容力を甘く見てはいけない。
いや、もちろんカレーは辛い物だが、甘く見れらがちなカレーである。
この作品はカレーの包容力を見事に使いきった作品といえるだろう。
カレーにかかれば、外国の幼馴染だって就職だってインドだって沖縄だって
何だって一つの料理、カレーになってしまうのだ。
幼い頃の、「大人になったらここ皆でカレー屋さんになろう」という無邪気な
約束を、昔の思い出で終わらせるのではなく真面目に実現してしまう、
という内容がもう大好きである。
昔の約束の影響か、調理師の免許を取った主人公。
そして主人公を引っ張る自由奔放な名脇役。
そのままの勢いで世界中に散らばった、かつて志を共に(?)した従兄弟達に会いに行き、さらにその場で新たなカレーを生み出し、カレー屋のための肥しにしてしまう。
行く先々で作り出すカレーの存在感は抜群。今すぐにでもカレーを食べたくなること請け合いである。
意味のない長さ
(2006-12-13)
この作家の本を読むのは2冊めだけれど、正直勘弁してほしいと思い、途中で投げ出してしまった。
行く先々でご都合主義の展開が待ち受けており、奇跡的にいい人たちが現れる。
そこにリアリティはゼロであるし、つまりは漫画みたいな本である。
これが700ページ以上の文庫というのが、バカらしい。
書き手のマスターベーションとしか思えない一冊である。
日本のカレーを海外で勉強
(2006-11-25)
素人集団がカレー屋開店を目指す、この長編物語は、本当に面白い。
日本のカレーは海外、特に、本場インドのものとは、大分違うと思う。
しかし、カレー屋開店の準備のために、それぞれが海外へ飛ぶのは興味深い。
何しろ、本場のバーモントカレー?を食べるために、米バーモント州に飛ぶのだから(笑)。
一方で、関心がイギリスに向かうという方向は正しいらしい。
この種の、カレーに関するウンチクは満載だ。
それだけではなく、素人集団は、工夫に工夫を重ねて、より美味いカレーを創造する。
この、創造の過程自体がヨダレものだ。
物語には、登場人物の多くの想い入れが交錯するが、それらを簡潔な文体で、あっさりと描く。
長編であっても、くどい印象は皆無だ。
読後感は最大級に爽やかだ。
このカレー屋に、是非行ってみたい。
その前に、今すぐカレーを、おもいっきり食べたい。
読んだ後カレー作りました。
(2006-01-12)
19歳のケンスケが余命いくばくもない父親の勘違いからカレー屋をめざ
す青春小説。
ケンスケは子供の頃カレー屋になることを約束したいとこ達とひとりひ
とり会って行くのですが、彼らのいるところが日本だけでなく、アメリ
カだったりインドだったりします。いとこ達の消息や祖父の黄金伝説に
ついての手がかりが次々と舞い込んでくるので(ちょっと都合が良過ぎ
る気もしますが)テンポがよく、766ページもあるにもかかわらず一気
に読めました。文章も簡潔でわかりやすかったです。
帯に偽りなし。
(2005-02-20)
何年か前にラジオドラマ版を聞いたのですが、こんなに内容が濃いとは・・・
最近は純愛モノばかり売れていますが、こんな風に理屈ぬきで楽しめる青春小説は久々です。カレー好きも、そうでない方にもお勧めです。
これを機にラジオドラマ版もCD化を希望したいものです。

