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久保田 競
大石 高生

講談社

グループ:Book

ランキング:87871

価格:¥ 1,029

発売日:2006-04-21

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カスタマーレビュー

「記憶=事実」と思ってしまう、人の悲しさ。  (2007-03-23)
 記憶は記銘(覚えること)と想起(思い出すこと)があり、記憶の衰えは想起の衰えなのだというのは納得できることでもあった。
 また、想起することは、作り出すことでもあって、そこに歪曲が起こるというのは非常に面白かった。記憶は不確かな部分が相当あって、「記憶=事実」と判断するのは危ういことですね。実際自分の体験でもそうなのですが、思い出したことは正しいと思えてしまうのは、人のかなしさでもありますね。

Memory and Emotion  (2006-09-30)
あなたは9/11同時テロのとき何をしていましたか?阪神大震災のときは?感情を揺すぶるような事件が起きると記憶は強化され、人はいつまでも覚えている。「私」とは即ち「意識」であり、「意識」とは「記憶の集積」だから、私を私たらしめているのは記憶の集合体である。私たちは強い感情を伴う出来事を長く記憶に留めるように進化してきた。
本書では、記憶がいかにして情動によって強化されるかというメカニズムに焦点を当て、「なるほど、そうだったのか」と合点のいく説明がされている。昨今問題になるトラウマによる心のケアの問題や、人間離れした記憶の達人サヴァンにも光が当てられる。しかし、そもそも記憶とは何なのかということに関しては未だ分かっていない。記憶が解明されれば意識とは何かという説明につながってくる。
時には思い出すでしょう冷たい人だけど。あんなに愛した人だから忘れはしないでしょう。・・・韓国演歌「別離」の歌詞は正しい。

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