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姜 尚中

講談社

グループ:Book

ランキング:322054

価格:¥ 880

発売日:2005-09

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カスタマーレビュー

嗚呼、もっと博学たれ!  (2006-12-27)
この著者の方は時事評論番組でお見かけするのですが、この御本は第一に論旨というものを余り捉えてはおりません。矛盾という形でずれているように思います。
氏よ、怒るなかれ、貴方様の矛盾は、まず民族的帰属意識の軽薄という部分にあると思います。
第一にどちらの国に帰属意識を持つのか?それが宙空に漂ったようなあやふやな状態ではなく、はっきりさせてからこそ、こういった論理が始められるのではないか?と思います。
そして次点、これが重要なのですが、ナショナリズムに警鐘を鳴らすのであるならば、どうして韓国、中国、アメリカそしてロシアには提言なさらないのでしょうか?
韓国は貴方様の心の故郷でしょう!
失礼ながらも韓国はこの分野では日本より確立されており、フランス革命以降の観点で申し上げさせて頂きますと、右派思想の様相ですらあります。
まず韓国におっしゃってみては?
嗚呼、氏よ、もっと博学であり、そして真の意味での国際平和理論というものを提唱してください。

私は「純粋日本人」ですか  (2005-10-10)
姜 尚中が、彼自身であるのは、彼が「純粋日本人」ではないからです。
「もしナショナリズムが、『病』だとすれば、一度はその病に身も心も冒されてみたいと願ったものである。だが、わたしはそうならなかった。どうしてそうだったのか。それは、一言で言えば、いくつもの引き裂かれた記憶を生きてきたからだとしか言いようがない」(「あとがき」より)

「日本人」であることを疑った経験のない私たちにとって、ナショナリズムは、やはり大きな喜びの源には違いないのです。そのため、「日本人」の日本史にたいする、ひいては日本から見た世界史に対する感覚は、ひどく鈍らざるを得ません。それは、世界のいかなる国でも同じことが起きるのです。
だからこそ私達は、常に「日本人」という容れ物によって引き裂かれたきた著者の、透徹した視線を内面化することが重要であるし、それは鏡を見るような喜びさえ与えてくれるはずです。

何が言いたいのかわかんないんですけど・・・。  (2005-10-10)
~私は、小林よしのり氏の「戦争論」を読んで感銘を受けた。
しかし、一方的なモノの見方はしたくなかったので批判本みたいなものも読んで見ようと思い、手に取ってみた。
読んでみて、この人は何を言いたいんだかよく分からないというのが率直な感想。
「戦争論」を批判するにしても中途半端すぎやしませんか?
全く賛同できませんでした。
小難しい言葉~~を駆使しているだけで、本当に内容を理解させようというつもりがあるのか?
結局、自己満足で終わってないか?それともオレがバカなだけなのか。
そうであれば、今度はバカでも分かる本を書いて欲しいモンだ。~

浅い。  (2005-10-02)
 あちこちに発表した小論文集という体裁から仕方がないのかもしれないが、読んでいて特に目を開かれたところも新しい発見もないし、著者が漠然と感じている思いに同調する論文の引用に終始している感がある。最大の不満は姜氏のオリジナリティが見えてこないことだ。「反ナショナリズム」と銘打っていても、ナショナリズムに替わるオールタナティヴが呈示されていないだけではなく、どうしてナショナリズムがいけないのか、その理由すら明示されていないように感じた。
 たとえば、西尾幹二「国民の歴史」が「退屈」と書かれている。わたくしもその感情自体は理解はできるし、何がいいたいのかもわかるのだが、ではどうして退屈なのか、そして逆にこの本を読んで「退屈」どころか、「感動した」「必読!」という書評をここに寄せているひとも多い理由については十分に考察されていない。
 ナショナリズムについてまじめに考えたいならば、この本よりは同じ著者による「ナショナリズム」(岩波書店)のほうがよいと思うし、さらにここで姜氏が試みている歴史的考察という手法ならば、小熊英二「民主と愛国」のほうが徹底している。この二冊をすでに読了している方ならば、残念ながらこの本からはまったく感銘は受けないはずである。

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