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岡崎 勝世

講談社

グループ:Book

ランキング:35941

価格:¥ 798

ポイント:7 pt

発売日:2003-10-20

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カスタマーレビュー

世界中に伝播する「自己中心主義」こそ警戒すべし  (2004-08-20)
本書は著者の前著『聖書 VS 世界史』の補遺である。現在行われている「世界史」にこびりついている「欧州中心主義」の残滓をランケ、マルクス、マックス・ヴェーバー等の歴史観を批判し、浮き彫りにするのが本書の狙いかと思われる。また前著で「普遍史」として紹介されたキリスト教的歴史観だけでは「欧州中心主義」の説明が不十分なため、重複する部分も多いが、メソポタミア的歴史観、ヘレニズム的歴史観が「世界史」に与えた影響が加えられている。私には、むしろ今の時代は「欧州中心主義」は相当後退し、米国、ロシア、中国、朝鮮、日本、インド、イスラーム圏等が「欧州中心主義」を換骨奪胎し、各々の「自己中心主義」を創作し、民族主義、国家主義、宗教主義を鼓舞しているのではないかと思う。そもそも今の欧州に往年の帝国主義時代ほどの力があるだろうか。むしろ残滓たる「自己中心主義」の世界的伝播こそ恐るべき弊害であり、十分に警戒すべきものであると思われる。

「歴史」を相対的に見ること  (2003-11-02)
æˆ'ã€...が親ã-ã‚"でいる「æ­'史」や「ä¸-界史」というものは、事実ã‚'åˆ-記ã-た確固とã-たものとã-て存在ã-ているのではなく、そã"にはさまã-まな時代にさまã-まな解釈がなされた、その結果の集大成なのである。本書が扱うæ­'史は主に西ヨーロッãƒ'人から見たæ­'史観で、ä¸-界最古の「バãƒ"ロニアのä¸-界図(前ï¼-00)」から説明が始まる。バãƒ"ロニア人のä¸-界(そã"にはバãƒ"ロニアã-か存在ã-ていない)ã‚'å-ã'継いだものがギリシア人。ホメーロスの『オデュッセイア』が有名。

各時代のæ­'史認識の変遷やそれにé-¢ã‚ã‚‹è-書や、中国、イスラム帝国の問題などどの問題ã‚'とってもとても興å'³æ·±ã„。後半はマルクス、マックスウェーバーなども出てきて問題領域がかなり広がっている。西ヨーロッãƒ'ã‚'中心にã-たä¸-界観に長いé-"なã!‚Œã¦ããŸãƒ¨ãƒ¼ãƒ­ãƒƒãƒ'人が、横柄なのもうなずã'る。彼らは数千å¹'のæ­'史ã‚'経て優勢思考ã‚'ç"Ÿã¿ã¤ã'られた。

面白い本です。  (2003-10-29)
歴史とあるが、ヨーロッパ人がどのように時間や自分達の住んでいる世界がどのようなものだったのかということが書いてある。古代から始まり、現代に至るまでの世界観がわかりやすく書いてある。実は歴史の現在区分である、古代、中世、近世、近代、現代といった区分の仕方は、学問的な根拠からではなく、キリスト教から発しているものだということがわかる。世界の拡大から、差別的思考が生まれ植民地支配を西洋人がおこなったということなど、西洋文明の弊害とも言うべき現象もどうして発生したのかということまでわかる。歴史というよりも西洋人の観念が良く理解できる。哲学や社会学に興味がある人でも十分面白いと思う。

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