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講談社
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カスタマーレビュー ![]()
良書を読むためには悪書を読まないことである
(2008-01-24)
もう、何回読んだかわかりません。立花教といっても過言ではない私にとって、この書は最高です。要するに捨てる技術の先取りだと言えます。年代的には知的●●というタイプの本がどっと出てきた時期と重なりますね。私もそれなりに影響を受け、KJ法だ、京大型カードだ、と買い込んでチャレンジしたクチです。でも、すべて挫折しました。時間がかかりすぎて何をやっているのかわからなくなるからです。結局、一番いいのは読書。それも、いちいち線など引かず、ひたすら読む、集中するってことだ、と悟りました。こういうもっとも原始的な基本が本書の中で語られます。まず、知的生産の好きな人が陥りやすい罠を、著者は次々とあげつらえ、バッサバッサと切り捨てて行きます。個人的にはインターネットの爆発的普及で若干中身が古くなった部分もありますが、アナログ情報の扱いにかけては、今も影響大です。「良書を読むためには悪書を読まないことである」著者の言い分を要約すると、こうなります。
「知」の本質は変わらない
(2007-09-09)
一昔前の本ですが、人間の「知」に対する考察は、
本質を言いえているなぁと感じるところが随所に見られます。
・人間の思考は意味と切り離すことができない
・考えるという行為は、個人的になされる作業
・ものを書くということは、絶えざる仮説検証
個人の知を追及する道のりは、常に暗中模索ですが、
その道を照らすヒントをいくつか発見できると思います。
サブタイトルは「知的財産の効率のよい増やし方」
(2007-04-05)
兄が彼の大ファンでその影響で読み始めた、これは立花隆の研究内容等をよく知らなくても普通に面白い。
特に役に立ったのが、入門書を読んでからすぐに応用に入るなどせずまず入門書を片っ端から当たれ、ということ。たしかに一冊の入門書で専門分野の何たるかを分かることはない。以前株の勉強をしていて、入門書を一冊読んだ後応用にいったらわけがわからなくなったことがあったがこれで納得できた。
また職業上私は資料整理をよくするのだがこれにハマると何日も読書と資料整理で時間を潰すことがある。それゆえ「美容師の女房に食わせてもらいながら資料整理にあけくれる青年」の話は他人事と思えなかった。
他に、翻訳書は誤訳と悪訳で意味をなさないものも多々あると聞いて納得。特に英語以外の翻訳書は難解に感じることが多く、自分の頭のせいかと思っていたのでこう言ってもらえて少し安心した。
タイトルはとっつきにくいが、要は知的財産の増やし方のノウハウ。もっと効率よく勉強がしたい、時間を無駄にせずに教養を高めたいという人にオススメ。大学教授だけあって語りはやや辛口ながら、文章そのものは軽快でユーモラス。
(ただこのお方、この本は古いからそうでもないけど、「二十歳のころ」以降は無意識に使うカタカナがだんだん常識の範囲じゃなくなっているんだよなあ…)
「参考」図書
(2006-05-29)
全236ページ。
内容は、「インプットについて」「アウトプットについて」
「その間について」の三つに分かれるはずだったらしい。
だが、そうはならなかった。
三つ目の「その間について」語ることは不可能だったから、である。
曰く、「ブラックボックス」。曰く、「発酵をまつ」。
結論は「よくわからない」。そうだろうな、と思う。
「考えるということは、本来個人的になされる作業なのである」
「個人的作業においては、個人的最適作業手順に従うのが、
もっとも能率があがるのに決まっている」(p152)
「誰でも自分の方法論を発見しなければならない」(p164)
この投げやりかつぶっきらぼうな真実を共有しつつ、
参考程度に読むのが、読み方として一番気楽でよいかも知れません。
現在でも充分参考になる意見が多い
(2006-02-21)
ジャーナリストの立場から情報の処理について書かれた本で、
1984年刊とかなり古い本であるが、
情報のインプットとアウトプットに関して、参考にしたい意見が多く書かれていた。
例えば、インプットに関しては、
「本を読もうとするときに、自分が死ぬまでに読める残り何冊の一冊に値する本であるかどうかを頭で吟味するべき。」
とか
「本というのは、一ページ目から読みはじめて、最後のページまで読むものだ、という固定観念は捨てるべき、…目次がなくてもサッと目を走らせれば、不思議に必要な情報があるところには自然に目が止まるもの」
とか、
自分の目的をいつも自分で明確に把握していることが大切であると書いている。
古さは否めないが、他にも何かと参考になる見解が多い。

