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アイテム詳細

安彦 良和
矢立 肇
富野 由悠季

角川書店

グループ:Book

ランキング:-

価格:¥ 2,625

発売日:2005-05-25

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カスタマーレビュー

愛蔵版というより永久保存版!?  (2008-09-24)
1979年にテレビ放送された「機動戦士ガンダム」はこの29年間、色あせることなく様々な形に変えて生き続けている。
「ダーティペア」や「クラッシャージョー」で有名な高千穂遥氏のアイディアでロバート・A・ハインライン作のSF小説「宇宙の戦士」のパワードスーツを参考に、初の量産兵器としてのロボットアニメが誕生した。

77年にスターウォーズが製作されたことを見ても、70年代後半から全く新しいモノは生み出されていないようにも感じる。

歴史的傑作「ファーストガンダム」を当時のキャラクターデザインを手掛け、数々の漫画を生み出している安彦氏によって劇画化されたのが本書。

29年も色々なガンダムを見てきたので「またガン○ム?」と思ったが、文庫本になった本書を初めて読んで驚いた。

ストーリーや設定が見直され、圧倒的な作画力によって決定版ともいえるファーストガンダムの世界が生み出されている。

旧来のガンダムファンはもちろんのこと、まだガンダムを知らないSFファンにもお薦めできる。

ファーストガンダムの素晴らしさを改めて実感出来る。




稀代の絵師、安彦良和  (2008-08-10)
安彦さんは「手が早く」「描ける」作家。「ヴィナス戦記」を最後にアニメを辞め漫画家として活動してきた。もともと彼のマンガはデビュー作「アリオン」の時にアニメーションの企画書がわりにという試みだったという。徳間の「リュウ」で最初読みきりとしての掲載ながら、その実連載を確信犯的に企んでいたという。アリオンに措ける特徴は筆によるペン入れである(へんな言い方)
柔らかなタッチと、大胆な構図、広い空間と奥行きのある構図。白黒のコントラストの効いた迫力あるタッチ。今こうしてガンダムを漫画にしている安彦良和。

角川の井上伸一郎氏の寄稿分が付録に収録されているが、ガンダム20周年の時「笛吹けど踊らぬ」ファンを確実に「引き込んだ」「引き戻した」のが「THE ORIGIN」の登場の衝撃だったという。その後の人気再燃の口火となり、ガンダムSEED人気にも繋がることになったのである。
サンライズのガンダム北米展開のキラーコンテンツとしてサンライズより掲載媒体のオファーがあり毎回100P掲載という安彦氏の要望に応えるべく掲載誌の新創刊を決断。その成功は当時の雑誌業界で驚異的な売れ行きを示し、大きな話題となった。

安彦さんの目論見・・、それは20年を過ぎても陰る事ない「機動戦士ガンダム」の人気。自身「古事記ナムジ・神武」で大河的作品に取り組み「虹色のトロツキー」で更なる深化を遂げ、漫画家としての創作も次々に取り組んでいた。特にすべての頁をフルカラーでという前人未到の「ジャンヌ」などを描き、相変わらず手の早さは健在だった。

「THE ORIGIN」もサンライズ時代作品制作を共にした吉井社長からのオファーで企画されたもので、距離を置いていた「息子」からの突然の便りのようであったという。このころ、病気療養で入院していた安彦さんは「なぜ」ガンダムの人気が20年継続しているのか、そして自分の手を離れ様々に描かれた「ガンダム」ではあるが、本もとの最初に手がけた作品の本質が薄れていくように感じたという。今一度取り組むならばと、入院中の手持ちぶたさの合間に切ったネーム。これが角川の井上氏により「ガンダムエース」創刊の起爆剤となる。安彦氏によれば「この仕事」長期の取り組みになるのは承知で始めるのだから、単なるリメイクで取り組むわけにはいかないと感じていたそうだ。

2008年の氏のインタビューでは通常の単行本であと4冊、映画でいう「めぐりあい宇宙」分を描いて全20巻で完結したいという構想だそうだ。
この10年、安彦良和にとって「ガンダム」に費やされた時間となった。稀代の絵師、安彦良和。その業書を豪華本として編さんされることになったこと、壱ファンとして「こんなに嬉しいことはない」

解ってくれるよね、みなさん。どうぞ、たくさんの皆様におススメしたい作品です。

早すぎ愛蔵版  (2007-08-20)
単行本2巻目、宿命の兄妹が最初の再会を果たすシーン。
アムロがあれだけ大声ではっきりその女のことを「セイラさん!!」と呼んでるにもかかわらず、まだそれが自分の妹セイラ・マスだとわからないエドワゥ・マス(シャア)。これに気づいたとき凍りついてしまいました。これはおかしい。
二人は地球でマス家の養子として暮らしていたのだし、思わず攻撃の手を止めて見入ってしまうくらい妹そっくりの容姿で、しかも同じセイラという名の女が他にいるわけない。
あわてて愛蔵版第一巻の同じところをチェックしたのですが、やはりアムロのセリフは修正されていませんでした。(たしかアニメのあのシーンでは、アムロとセイラはまだ出会っていないはず)
ガンダムエースの編集スタッフ、ミライのスカーフの柄はチェックしてもこんな重大なミス(安彦さん、すみませ〜ん!!!)は見逃すのか!? これだけ高い本でこんなミスは無しにして欲しい。大体、愛蔵版なんて連載終わって、コミックスも全部出てから始めても十分のはず。そのほうが作者に作品を見直す時間をあげられると思う。このぶんだと愛蔵版が全部出たあと豪華改訂版とかが出そうだ。

なるほど、愛蔵版です。  (2006-03-18)
あれだけ嫌っていたガンダムを安彦さんがマンガとして復活させた奇跡に、素直に感謝します。これは、なるほど愛蔵版のクオリティです。ターゲットの30代のファンには手の出ない値段ではないし、紙質もいいです。他の方も書かれていますが、カラーページを雑誌掲載時と同様そのまま収録しているのはありがたいです。
やっぱり、画がうまいですね、安彦さんは。

まだ早い…早いよ!  (2006-01-07)
安彦良和がガンダムの漫画を描く事の奇跡は素直に喜べる。
本編の連載では、ジャブロー編も収束し、若きシャアがララァと出会った。V作戦も発動した。
アニメ・映画で描かれたドラマをより深く、緻密に補完しています。

ただ、氏曰く本筋自体はようやく折り返しで、連載そのものの残り規模も誰にもわかっていない。なのに、愛蔵版を出版するという角川の暴挙。
単行本収録分についても今後加筆される可能性もあり、2巻以降はしばらくは出ない。
というよりも出せない…。なんだかなあ。

ファンに残された道は3つ。単行本を買うか、ひたすら愛蔵版を待つか、
角川の思うツボとわかった上で全て買い揃えるか。

愛蔵版が出揃った時に単行本を売るという手段もある。
続巻の目処が立たない現状に疑問と不満で☆4つです。

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