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角川書店
グループ:Book
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価格:¥ 720
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発売日:2005-11-10
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実は税制改革の本
(2008-04-29)
「社長の〇〇〇」と同じ「違法すれすれの節税の指南書」と思って買うと、落胆します。確かに、「節税の仕方」がわかりやすく丁寧に説明されていますが、これはイントロにすぎません。ここで重要なのは、収入から差し引くことができる控除のテクニックではなく、サラリーマンは全くできないことが個人事業主は「工夫の余地がある」という事実です。これが、現在の税制の最大の問題点、すなわち「補足率の悪さ=徴税の不公平」につながります。
第6章の地下ビジネスの担い手たちも、何も「かたぎ」も地下ビジネスを見習えと煽っているのではありません。地下ビジネスは違法だからこそ競争の原理がはたらかず儲かるのです。逆に違法すれすれを厳しく取り締まったら、ますます地下に潜って暴力団の恰好の資金源になるだけ。本書には書かれていませんが、かつてのアメリカの禁酒法も、マフィアの腹を太らせただけでしょう。逆にオランダの「合法ドラッグの公認」は「違法/合法の区分け」が簡単ではありませんが、「麻薬取引でのぼろ儲け」および「関連犯罪」の減少には極めて効果的です。
第8章のどのような税制が最も望ましいか が本書の結論であり、最も読む価値のある部分です。著者は他の著書でも「支出税=(収入−貯蓄)×(税率)」を提言しています。理論的には、所得税のもつ過度の累進性を緩和できること、消費税のもつ逆進性を調整できること、いわゆるアングラ所得を消費の段階で補足できること等から理想的です。
欠点は「過去に導入しようとした2国が失敗した」という事実。それと原則全員申告となるので、今の税務署の人員だとパンクするということ。
しかし、今後の国家財政の悪化、高齢化、所得格差の拡大と徴税の不公平を思うと、今からでも政府内にタスクフォースを設けて準備すべきことでしょう。
税に対する意識が変わる本
(2008-03-02)
タイトルからは、いわゆる「地下ビジネス」についての話なんだろうな、と思わされてしまうが、
中身は様々な節税術の紹介に加え、現行の日本の税制についてや、将来日本の税制はどうなっていくのかなどが書いてあってとても興味深かったです。
日本が借金まみれだということや、
今減税することは将来の増税につながるということは広く知られていると思いますが、
増税、減税が及ぼす影響を、地下ビジネスと絡めて分かりやすく書いてありとても面白かったです。
今はまだ学生で、税を負担していない世代の方も、この本を読めば税に対する意識が変わるのではないでしょうか。
税金の勉強になりました
(2008-01-24)
タイトル通りの地下ビジネスに関連する内容ももちろんありますが、
それ以上に税金に関することが詳しく書かれており、しっかりした内容の本です。
源泉徴収に慣れきった僕は今まで税金に関しては何の知識もありませんでした。
自分の所得にかかる税率も知りませんでした。
このような税に関する基本知識から、節税の方法など大変勉強になりました。
また、後半で著者の税金のありかたに関する主張が述べられていますが、
現在の税制に比べて平等で共感を覚えました。
ただ、著者も触れているように実行可能かどうかは微妙ですが・・・
これからの時代のサラリーマンは何もしないでいると、
役人の良いように搾取されるだけだと思います。
税金に疎いサラリーマン諸氏にはお勧めの本です。
■著者の税制のあり方提案内容に共感しました!
(2007-11-03)
・本書の内容は他の方のレビューで触れられている通りです。
(ので、そちらをご参照下さい。
人に言えない仕事=アングラ社会の経済メカニズムについて
触れています。私は別のところにフォーカスしてレビューします。)
・さて、2007/11、現在、国内政治は混迷を極めています。
”国民迎合主義でその内実は何もない無責任な民主党”の躍進もあり
(と言って、”建設亡者の旧自民”を私は支持する立場ではありませんが)
歳出削減と行財政改革は完全に頓挫しています。
その上、消費税に環境税など増税論議は活発で、
消費税を11%に、など恐喝まがいの政治が行われています。
・著者の主張を支持します!
増税する際に政府は必ず
「黙って取りやすいサラリーマンから身ぐるみ剥がせ」となる。
サラリーマンの所得は100%捕捉されているのに自営業(農業含む)
は低い捕捉率ですものね。本来は、課税ベースをできるだけ広げて
より多くの人から少ない税金を徴収するのが最も公平な増税のあり方で
その一つの方法として”支出税”があるってご指摘ですね。
・といっても恐らく、国に期待しても実現されるとは思わないので、
おかしな制度を破壊すべく、サラリーマン一人一人が
積極的に節税すべき、ということにも共感します。
(現在の年金制度のようにダメな制度は早く壊すに限る。
その意味で、逆説的だが、未納者はポジティブな改革者とも言える。)
・本書に書かれていることは
−副業をやりましょう。
−但し、副業をやっていることが会社にばれては困る場合には
・方法1.確定申告の際に住民税を自分自身で払う手続きをする。
(具体的には”所得税の確定申告書A”の用紙を使う)
・方法2.家族(妻含む)の名義で仕事をする。
節税対策?
(2007-10-26)
タイトルに示してある内容はあんまり期待できないですが、主に税金についてそれも節税について書かれている本です。プロ野球選手をここでは例で書いていますがサラリーマン以外だとみんな非常に節税対策やってるんですよっていうことを言ってるようです。
確かに経済学的にリスク分散で考えれば副業しているほうがリストラ対策にもなるしもしかしたら自分で確定申告を行っていくことにより税金について勉強し節税するよに意識をすると思います。
著者は来る将来に所得税よりも消費税に方が比重が高くなり、そしてパーセンテージにしても多く占めるようになり節税の知識が国民全体の関心に向かうことを前提として話していると考えられます。
内容的にも非常に読みやすく知識も役に立ち個人的には非常に面白いと思います。
日々のビジネステクニックという感じがしました。

