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丸谷 才一

朝日新聞社

グループ:Book

ランキング:77313

価格:¥ 567

発売日:2004-10-15

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カスタマーレビュー

挨拶は原稿だ  (2006-12-02)
著者が挨拶に使った49篇の原稿と最後に井上ひさしさんとの対談です。

学ぶ部分の多い本です。
「誉めること」が重要で、ほんとにいろんなやり方で誉めている。
誉めてないと見せかけながら実は誉めていたり、誉めていないときでも
誉めた部分は「〜〜にいっぱい誉めたことを書いています」とかで結局
誉めていたり。
スピーチ上手は、誉め上手じゃないといけないんですね。

この本のすごいところは、すべて実名があげてあるので、
挨拶集である前に、そこから著者の交友関係や
人となりがわかる自叙伝としても読めるようになっていること。
企画時に意図していたかはどうかわかりませんが、
斬新だと思いました。

丸谷さんの挨拶は勉強になる  (2004-11-29)
20年前から5年前ぐらいまでに丸谷さんがあちこちでなさった挨拶を集めた本ですが、勉強になります。
第一に、気のきいた挨拶とはこういうものか、とわかる。巻末の井上ひさしさんとの対談でそのエッセンスもまとめられている。
第二に、丸谷さんの周辺の人間関係や文学界についてのいろいろがわかる。これはなかなかお得です。
挨拶の多くは丸谷さんにとって大切な人への弔辞であったり、関係する文学賞での選考者あるいは受賞者としての挨拶ですが、弔辞は短くて心を打つ評伝として読め、文学賞の挨拶はその作品の魅力が語られた書評のようなものでつい読みたくなり、ほかにも思わぬ打ち明け話があったりと、一冊読了すれば収穫がどっさりあります。
丸谷さんのいつものエッセイと同じように価値ある一冊です。

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