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鎌田 真彰

旺文社

グループ:Book

ランキング:65156

価格:¥ 1,155

ポイント:11 pt

発売日:2006-04

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カスタマーレビュー

解説がちょっと荒っぽい。  (2008-08-31)
本書は元駿台の鎌田先生が書いた「化学をひととおり学習したことがある人向け」の問題集である。

本書の解説は、石川正明先生の流儀に則った解説スタイルをとっている。そのため、次元解析も丁寧に行っているし、問題の解説に於いても「何故この解法を使うのか」や「問題で扱われている化学的な原理」についても触れられている。しかし、その割には全体的に解説が荒っぽい。つまり「入試問題を解けるようになるための必要最低限の事柄」しか扱っていないのだ。

まず、理論化学全体を網羅し切れている訳ではないし、また、基礎概念の解説も分野によってはかなり言葉が足りない部分がある。同じ学習者層をターゲットとした『化学基礎問題精講』に比べると、顕著にそれが表れる。例えば、『基礎問題精講』では解説されている「単位変換」は、本書では扱われていない。また、化学2の平衡(気体平衡や電離平衡)が絡む部分についても、説明不足な点が多く見受けられる。そのため、苦手意識がある学習者が使う問題集としては、少し厳しい。つまり、化学が伸び悩んでいる人が使う用途としては、全く向いていないのだ。むしろ、本書は『基礎問題精講』と『標準問題精講』との橋渡し的存在なのだと個人的には思う。ただし、完全に橋渡しが出来るという訳ではなく、足りない知識を補充する程度と考えた方が良い。

鎌田先生は同じくDoシリーズから『鎌田真彰の化学理論化学 必修知識編』という書籍を出しているが、どうせなら『必修知識編』で扱うような内容も、本書でも扱えば良かったと思う。そうすれば、本書の敷居も下げられたのではないか。

理論化学の参考書ではトップかと。  (2007-11-16)
内容は化学Uがメインなので本当に2次向けの参考書です。
問題の解き方だけではなくその解き方に至る過程が書いてあるのが良いところですね

DOシリーズ待望の新課程改訂版  (2006-04-21)
この本の長所は、

単元ごとキチンと分けて非常にコンパクトなのに丁寧な説明で大学受験で必要な計算問題を解く手法のほとんどが網羅されていることと、
著者の経験から受験生が間違いやすいところがキチンと指摘されていることです。

特に学生が間違いやすい点が指摘されている本というのは意外に少ないと思います。
「こうやれ!」ばかりの参考書には感心こそしても試験の得点に結びつかないのは、それが自分の勘違いを気づかせるものではないからだと思います。

いまは必修知識編が出ているのでこれと合わせれば大学受験の理論化学で必要なことは計算問題以外でも全部そろいます。
最初から読んでも良し、理解不十分な分野や苦手な分野だけ読んでもいいと思います。

ただし「はじめに」も書いてあるように、この本は計算問題を解くための攻略本的要素が強いので、自分のレベルにあった問題集と併用してやったほうが効果が上がります。

化学に関しては、
高校の授業+Doシリーズ+気に入った問題集+過去問をちゃんとやれば、
どの大学を受けるにせよ塾に通わなくても合格者の平均点以上は十分にとれると思います。

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