アイテム詳細
岩波書店
グループ:Book
ランキング:98950
価格:¥ 630
発売日:1987-09
通常24時間以内に発送
このページのURLは
http://www.shikencho.com/shop/asin/Books/4003102762/
この商品を買った人はこんな商品も買っています。
春昼(しゅんちゅう);春昼後刻(しゅんちゅうごこく) (岩波文庫)
カスタマーレビュー ![]()
初めての鏡花作品
(2005-02-22)
「竜潭譚」をはじめて読んだときの、脳内イメージは未だにはっきり憶えています。
内容としてはよく理解できていなかったのですが、坂道の両側に、ぶわっ と、
咲き乱れるツツジのイメージが、視て来たかのようにありありと。。。
「薬草取」のラストもまた然り。
「二、三羽―十二、三羽」「雛がたり」はなんだかエッセーのような語り口で、でもやっぱり不思議な終わり方。
やっぱり細かい内容は解らないことが多いのだけど、うたた寝のときに視る夢のような、とろりとした味がします。
鏡花初心者に、ぜひお勧めします!
鏡花の文章
(2004-11-30)
赤ちゃんのすずめに餌を与える親の描写。「チイチイと、ありッたけ嘴(くちばし)を赤く開けて、クリスマスに貰ったマントのように小羽を動かし、胸毛をふよふよと揺(ゆる)がせて、こう仰向(あおむ)いて強請(ねだ)ると、あいよ、と言った顔色(かおつき)で、チチッ、チチッと幾度(いくたび)も、お飯粒(まんまつぶ)を嘴から含めて遣(や)る」(92ページ)。この文章が、不思議な「すずめのお宿」に、いつのまにか読者を、いざなってくれます。「ふよふよ」のかわいらしさ。若い女性の方に。

