アイテム詳細
岩波書店
グループ:Book
ランキング:88346
価格:¥ 7,350
発売日:2006-05-11
只今品切れ中
このページのURLは
http://www.shikencho.com/shop/asin/Books/4002031187/
この商品を買った人はこんな商品も買っています。
カスタマーレビュー ![]()
読む順序
(2008-10-22)
1〜4巻を読んだあとに、別巻を読んで、それから5巻を読んでください。
原作は、そうやって発売されたようです。
別巻を先に読まないと5巻がよくわからない部分が出てくると思います。
もともとは3巻で終了していた話で、年月がたってから、
追加で発表された作品のようです。
映画「ゲド戦記」が感動して、全集を購入しました。
といっても映画と内容がかなり違いますが。
4巻からは、内容がかなり大人向けで、18歳以上の方が
読んだ方がよいと思います。
(たとえば、映画で少女の顔半分が火傷でしたが
それは、彼女の叔父から暴行をうけて、気を失い
生きているのに、火に投げ込まれたせい。)
竜がよく登場するのですが、外国は、ドラゴンといいますし、
この本を読んで、竜は実在していた動物なんだと感じました。
いろいろ深く考えさせられるお話です。
本当の「小説」
(2008-06-14)
近年映像化されたものの、なかなか評判の芳しくなかった作品の原作です。それもそのはず、このお話は他の多くの「物語」とは違って、紛れもない「小説」なのです。因みに僕の定義では、「小説」とは言葉、即ち人間の新たな可能性に対する挑戦の記録ってところでしょうか。だから本当の「小説」は決して他の媒体では置換され得ないし、その逆も然りです。ル=グウィン氏の言葉に対する情熱と、ストーリーテラーとしての抜群の才能が出合ってできた、まさに奇跡的な「小説」、それがゲド戦記です。
リアルな心理描写を通じた「生き方」の指針としても位置づけられる
(2007-12-15)
ファンタジーとして間違いなく最高峰の作品であるが、我々が日々いかにして「良い生き方」をしていくかに関しても、示唆に富む記述が無数にある。
例えば、怒りや虚栄心など、心に絶えず沸き起こるコントロールしにくい感情とどのようにつきあっていくか、といった誰もが直面する課題を、登場人物のリアルな心理描写を通じて示している。
内容は★5つ。
(2007-11-26)
しかし、如何せん、「ゲド戦記」はないだろう!
と、腹が立つほど遺憾に思います。
「ゲド」中心の物語群ではないし、ましてや
「戦記」ではない。
シリーズ名を、今からでも遅くない、
原書通りの「アースシー」に変えることを強く望みます。
読者が、「ゲド戦記」というシリーズタイトルにより
「ゲド」の「戦記」であると思い込んで読み進み、
失望感や焦りを感じることがあるとすれば、
これは重大な訳者(及び編集者)の過ちです。
訳文が日本語日本語していて、すばらしい
(2007-09-23)
原作の緻密な文体を精確に翻訳しよう、手垢のついた表現にならないようにしようとして翻訳された日本語は、新鮮な詩歌の文体になっています。”日本語日本語してる”というのが読んだときの最初の感想でした。佐藤春夫の「田園の憂鬱」のあの特異な文体が思い出されました。清水眞砂子さんの訳文はすばらしい。日本語のお宝です。原作者は、SF作家、ファンタジー作家として著名ですが、奇をてらったり読者を喜ばせようという気があまりないらしく、じっくり、深みのある作品を書くのが特徴のようです。ファンタジーではあるがまぎれもない”文学”なのです。このためでしょうか、米国でも「ゲド戦記」はけっこう品切れのまま放っておかれ入手できないことがあるようです。ティーンエイジから大人の読み物(女子は早熟なので小学高学年でも可)だと思いますが、わが娘に読んでもらいたい作品です。

