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岩波書店
グループ:Book
ランキング:271575
価格:¥ 840
発売日:2000-06
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カスタマーレビュー ![]()
日向でつんだたんぽぽの香り。
(2004-05-13)
英国の農村の少女の物語。
「大草原の小さな家」シリーズは米国に冠たる農村少女ものだが、それと比較して読むと、英国の土の歴史の濃さが感じられる。
森と同じだけ血が続いている人間にとって、森は住まいであり同胞であり脅威である。
森自体がいきものであり、森に近くすむ人間の心が作り出した不可思議なものたちも、確かに存在している、と感じさせる。
「森=取り払うべき厄介な木がたくさん生えているところ」「森の脅威=森い棲む野獣」である開拓者とは、違うのだ。
「今度おともだちをつれていらっしゃい」に、クラス全員をお茶に連れ帰って、母親の目を白黒させる場面がほほえましい。
読後に、日向に干した布団の香りのような良い思い出が頭に浮かぶ。

