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ミヒャエル・エンデ
上田 真而子
Michael Ende

岩波書店

グループ:Book

ランキング:218088

価格:¥ 1,890

ポイント:18 pt

発売日:1986-06

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カスタマーレビュー

ほんとうにいいやつだなあ〜!  (2007-03-20)
 本書を原作に日本でアニメーションが作られたのを記憶している人は
もう結構な大人の世代でしょう。
僕はそのアニメをうっすら覚えていて、最近有名な童話作品だと知りました。
まさかあのエンデの作とは・・・!
そういうわけで大人になってから手にした本書ですが、何カ所もグッと来てしまいました。
少年ジムボタンに機関士ルーカスは言います。
「お前は本当にいいやつだなあ。」
そんな台詞が本当に素直で、なんだかたまらない気持ちになります。

 個人的に面白かった点は、胸のボタンを投げる必殺技を持つアニメ作とは全然違ったこと。
機関車に乗って旅をするというところ以外は何も似ていませんでした。
「はてしない物語」といい、エンデ作品の映像化は原作とはかけ離れたものになる
傾向が有るのかもしれないと思ったのでした。

少年 少女に是非  (2006-06-06)
私がこの本を読んだのは、10代後半だったと思う。「モモ」も「果てしない物語」も読んだ後だったが、とても面白くワクワクしながら読んだ記憶がある。
安易に魔法で解決しようとしない点にハラハラさせられ、描写がとても巧みであたかも目の前に風景が浮かび上がるかの様な感覚を覚えたものでした。
どの人物も(竜も)どこか愛らしく感じるのはエンデの人間性なんでしょうね。
母となり、あらためて読んでみた。彼の全ての命を思う気持ちが伝わってきた。
今はとてもバーチャルな時代。CGによって本物と見違うモノが当たり前にテレビに映し出される時代。
だからこそ活字からしか生み出されない感性を本当に大切にしたいと思う。
未来のある、少年少女にお勧めしたい本です。

わくわく どきどき  (2006-01-16)
はてしない物語や、モモにみられる、深い世界は、ここにはないかもしれない。
それでも、わたしは、この本が好きだ。
わくわく、どきどき。
この本のページをめくった、少女のころの自分を、思い出す。
ぜひ、少年少女に、読んで欲しい。

ちなみに、わたくしごとですが、少女のころのわたしのあだ名は、リーシー姫でした(笑)。

エンデの輝かしいデビュー作  (2002-06-02)
小さな島国フクラム国に赤ん坊の入った小包が届きました。赤ん坊はジム・ボタンと名づけられ、親友の機関士ルーカスと一緒に、機関車エマに乗って冒険の旅に出かけます。マンダラ国に着いたジムたちは、竜にさらわれたリーシー姫を捜しに,竜の町クルシム国へ向かいますが、リーシー姫の誘拐にはジムの出生の謎もからんでいたのでした。・・・

『モモ』や『はてしない物語』で有名なエンデのデビュー作。前述の作品に比べるとスケールは小さいですが、その中にも個性的なキャラクターがたくさん登場しては、力を合わせることの大切さ、外見だけにとらわれて差別することの愚かしさ、勇気の素晴らしさなどが語られています。

しかし何よりものびのびと書かれた作風が、この『ジム・ボタン』の1番の魅力でしょう。『モモ』や『はてしない物語』でも有名なエンデの限りない想像力は、すでにこの頃から頭角を現していたんだな、と感心させられます。この作品がデビュー作にしてドイツ児童図書賞、国際アンデルセン賞を受賞したことも納得です。

挿絵もほのかなモノトーンで描かれていて、一層この作品を引き立てています。

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